広島県の大樹

クロマツ
【樹齢】:不明
【樹高】:12m
【幹周】:2.3m
【指定】:

クスノキ
【樹齢】:不明
【樹高】:6.5m
【幹周】:1.8m
【指定】:

イチョウ
【樹齢】:不明
【樹高】:18m
【幹周】:2.67m
【指定】:

(被爆樹)


撮影日
2011.11.27
2019.12.8
 クスノキ科 <樟・楠>

鶴羽根神社のマツ・クスノキ・イチョウ 広島県広島市東区二葉の里2-5-11 鶴羽根神社

鶴羽根神社のクロマツ鶴羽根神社のクロマツ 
 被爆樹木のイチョウがあるということで、黄葉を撮影しようと初めて鶴羽根神社を訪れた。他にも2本被爆樹木があるということで、併せて撮影した。

 爆心地からの距離はおよそ1810m。

←まず、境内に入って進んで行くと右手に見えるクロマツ。

 被爆樹木を示す黄色い標識がなければ、普通のクロマツである。亀甲模様もきれいに出ているし、まずまず元気そうである。少し葉の茂り具合が寂しい感じがしないでもない。
鶴羽根神社のクスノキ鶴羽根神社のクロマツ 
←クスノキ

 場所が分からず、神社の方に訊いて分かったのだが、神社の境内の東側の側道の脇に植えられている。

 移植されたそうであるが、クスノキがどんな木か理解していない方が植え替えをしたようである。

 壁際に植えられ、前の道は舗装道路。巨木化するクスノキとはいえ、こんな窮屈な場所で生えていれば、これ以上大きくなるのは難しそうである。ただでさえ被曝影響があるのだろうし、大事にはされていないようである。

 写真は証拠写真的に撮ったが、可哀相な気がして、カッコよく撮りたいと思えなかったし、出来なかった。
鶴羽根神社のイチョウ鶴羽根神社のイチョウ 
 イチョウはお社の奥にあるのだが、通り抜けはできないようになっていて、根元を撮影することはできなかった。

 黄葉はちょうど良いようで、全体が黄色くなっていた。

 クロマツ以外は被爆樹木だと分からないと思うので、鶴羽根神社入口にあった案内標識の横にでも、被爆樹木の存在を記述しておいた方が良いのでは?
 
(2011年11月27日撮影)
 
  (2019年12月8日撮影)
 
   
 8年前に訪れているが、あまりいい写真とはなっていないので、撮り直しをしようとやって来た。

 今日は天気も良いので、日に照らされてクロマツが元気そうに感じる。

 葉の付き具合も良いようだし、樹勢は問題なさそうに見える。
 
   塀のそばにあって窮屈そうで薄暗かった8年前と違い、塀は取り払われて見通しが効くようになっていた。この方が随分と良い。
 明るくなって全体の樹形がよく分かるようになった。
 一般的なクスノキの樹形と違ってひょろっとした印象である。上の方は葉の展開があるが、横への広がりがなくて寂しい。
 いつ塀が取り払われたのかは分からないが、日の光が入るようになってこれから元気になるのではないだろうか。
 
   
 イチョウは見事に黄色く色づいている。

 根元が見えないのが残念だなと思っていたのだが、お隣の結婚式場の方から幹が見えたのでこれ幸いに?と撮影する。

 遠くからではあるが、主幹は思ったより太くはないように見える。望遠レンズを持ってきていないので幹の状態がはっきりしないが、樹勢は問題なさそうである。

 
 
 
 
 

 
 
<アクセス>

 JR広島駅北側の新幹線口側に出て、前の道路を左折。次の駅西高架(北)の信号を右折し、突き当たり(広島東照宮)を左折し、道なりに300mくらい歩くと右手にある。駐車場は無いようなので、徒歩か公共交通機関でどうぞ。
 

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