広島県の大樹

【樹齢】:不明
【樹高】:10m
【幹周】:4.6m
【指定】:

【樹齢】:不明
【樹高】:10m
【幹周】:4.4m
【指定】:
 その他の被子植物

宇津神社のホルトノキ 広島県呉市豊町大長 宇津神社

宇津神社のホルトノキ 
 広島県最大のホルトノキの巨木である。

 大崎下島、ミカンで有名な大長の町の南堀から川を少し遡ったところに宇津神社がある。長い参道を歩いた奥にお社があり、目的のホルトノキは、お社に向かって左手の通路脇すぐにあり、もう一本はそこを通り抜けた境内の一番奥にある。

 ほぼ同じ大きさなのでどちらが大きいのか分からない。

 左の写真のものは一番奥にあるもので、周りにお社や民家に取り囲まれていて、それらを圧するように枝を周囲に伸ばしており勢いを感じる。
宇津神社のホルトノキ 
 ただ、根元に行ってみると、空洞化していて樹皮が剥がれ、樹勢は良いとはいえない。だが、全体としてみると力強い樹勢を感じる。

 巨木ではないが、他にも空洞化した木があり、今にも倒れそうな感じだった。大きな台風が来ると危ないかもしれない。ただ、周りが民家に囲まれているので、それらが風除けになって何とかもってくれるかもしれない。
宇津神社のホルトノキ 
 左の写真のものは、通路脇にあるもの。距離が近すぎて全体像は撮れなかった。

 ゴツゴツとした樹肌が老木のたたずまいを見せる。こちらも建物に囲まれて窮屈そうだが、それ故余計に大きく見えるのかもしれない。

 島の町は狭いので、これだけ大きな木がすぐ近くにあると大変窮屈に感じる。いや、窮屈と言うより、町と一体化していると表現した方が良いのかもしれない。
 
(2006年2月12日撮影)
 
 <アクセス>

 大崎下島には船で渡る(下蒲刈島からと大崎上島からの便がある)。大長の町は雁木がめぐらされた北堀と南堀に分かれており、神社へは南堀から川を少し遡ると見えてくる。鳥居の前は細長い広場になっているので駐車は可能。
  

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