【樹齢】:不明
【樹高】:8m
【幹周】:3m
【指定】:
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イチイ科 <一位> |
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御陵の門栂 |
広島県比婆郡西城町油木 比婆山御陵 |
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広島県の県民の森である比婆山一帯は、毎年多くの登山者を迎え入れる県内でも有数の人気の山々である。
その中心的な山が比婆山(御陵)であり、森に囲まれたなだらかな山頂にある巨石を中心として聖地が形作られており、一対のイチイが門として南側に配されている。 |
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この一対のイチイは門栂と呼ばれ、「栂(つが)」となっているが本当はイチイである。南側から登山道(本来は参道か?)を進むと正面に背は低いがしっかりと構えたイチイの大木が迎えてくれる。左手のイチイは樹勢が衰え倒壊寸前に見えるが、右手のイチイは健全のようだ。おぼろげな記憶で申し訳ないが、秋に来たときには赤い実を付けていたので雌株...いや別のイチイだったか?
御陵の周辺にはいろいろに名付けられた巨石が散在し、他のイチイも見られる。比婆山はブナの純林として国の指定を受けているが、御陵周辺だけはイチイが多く見られる。
イチイは県内でも備北地域に多く見られ、県の南部地域や、同じ県北でも芸北地域ではあまりないように思う。高貴な木ともされており、出雲神話などと関係が深いのだろう。
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(2003年8月3日撮影)
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(2008年10月18日撮影) |
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紅葉の比婆山を見ようと久しぶりに訪れてみた。
樹形はあまり変わっていないように見えるが、上の写真と見比べると、葉っぱの付き方の密度が低いし、樹勢が衰えているのではないかと心配される。 |
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周囲は紅葉で明るい森となっているが、イチイのある周りは薄暗くなっていて、その対比も雰囲気がいい。 |
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<アクセス>
県民の森として様々なルートが作られているので、アクセス方法はいくつもある。
最も楽なのは、標高の高い立烏帽子駐車場からの縦走。山登り関係のHPには大抵掲載されているので参照してください。
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