【樹齢】:不明 【樹高】:20m 【幹周】:4.55m 【指定】: (被爆樹) 撮影日 2010.4.3 2012.11.23 2011.11.27 2018.4.1 2019.12.8 |
イチョウ科 <銀杏> | ||||||
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安楽寺の被爆イチョウ | 広島県広島市東区牛田本町 安楽寺 | ||||||
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爆心地から約2160mに位置する被爆イチョウである。 被爆樹木の中では有数の巨木であり、原爆による損傷もあるが今も元気に生き続けている。 イチョウはコルク質が発達しているので、防火の役目も負っていて、火事からお寺を守ったという話をよく聞く。 放射能に対して強いかどうかは分からないが、イチョウは生命力の強い木なので、もっと大きく元気に生長してほしいものである。 |
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分岐した幹は門を突き抜けて伸びている。 年を経ていったら、突き抜けた部分はどんな風に生長しているのだろうか? ここも黄葉の頃に訪問しないといけないな〜 |
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(2010年4月3日撮影) |
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(2012年11月23日撮影) | |||||||
黄葉が見頃だろうと今年も訪れてみた。 昨年より色づきが進んでいて、ちょうど良いようだ。 青空ではないのが残念だが、やはりイチョウは黄葉が美しい♪ |
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本堂脇には菊が飾られていて賑やか(^−^) 見事なイチョウなので見物客?がやって来ていた。 |
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山門を貫いているのがこのイチョウの特徴。 百年後くらいになったらどんな姿になっているだろうか。 |
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(2011年11月27日撮影) | |||||||
黄葉の頃に来たいと思っていたので、色づいたころに再び訪れてみた。 住宅街なので、電線や電柱が周囲にあってうるさいが、黄葉はキレイである。 |
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前の週に近くを通った時に色づいていたので、今週は落葉しているかな?と思っていたが、まだまだ緑色の葉っぱもあるし、次の週でも大丈夫だったかもしれない。 爆心地からの距離が遠いことと、コルク質が発達しているイチョウだから被爆の影響も最小限に抑えられたのだと思うが、被爆樹木の代表として、もっと大きくなって欲しいな〜 |
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ここの山門は、イチョウの枝を避けるようにして造られている。 枝が太くなったら屋根の工事の必要があるので大変だと思うが、牛田地区を代表する巨木でもあるし、もっと枝が太くなるといいな(^−^) |
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←魚眼レンズで山門の下からイチョウを見上げる。 次は新緑や花の頃に訪れてみるかな。 |
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(2018年4月1日撮影) | |||||||
この日は被爆樹木の桜を撮影しようとあちこち歩いたのだが、まず最初はこのイチョウに会いに来た。 少しの間足を向けていなかったなと思っていたが、記録を見れば7年ぶりの訪問となる。7年は人間の尺度からすると結構な時間なのだが、樹にとってはあまり関係ないようで、樹勢は以前と同じくらいだろうか。 |
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新緑でもあればと期待したが、まだ桜の花が咲く頃では早いようである。4月中旬〜下旬くらいだろうか? |
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(2019年12月8日撮影) | |||||||
時期的に黄葉の見頃は過ぎているかなと思いながら訪れたが、やはりその通りだった。 ただ、少し葉っぱは残っているし、葉っぱが少ないと樹形がはっきり分かるし、これはこれで楽しめる。 被爆樹木としてはトップクラスの大きさであり、今後ももっと大きくなることを期待したい。 |
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<アクセス> アストラムライン白島駅から南東に進み、牛田大橋南詰の信号で左折。牛田大橋を渡ったってすぐを右折して進み、神田橋を右に見て次の角を左折すると安楽寺の正面に来る。イチョウの上部が見えるので、それを目安にしても良い。 駐車場は境内に置くようになっている。 |
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