【樹齢】:不明 【樹高】:35m 【幹周】:7.6m 【指定】:市 撮影日 2004.11.13 2008.4.19 2023.11.19 |
イチョウ科 <銀杏> | ||||||
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新宮神社の大イチョウ | 広島県広島市安佐北区白木町井原 新宮神社 | ||||||
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昨年、このHPを見てくださった方から、安佐北区白木町に大きなイチョウがあります、と情報を頂いたので、黄葉の頃に訪れようと時期をうかがっていた。 前週に島根県の美都町で黄葉したイチョウの巨樹を見たので、今週あたりがちょうど良いのではないかと思い、訪れることにした。 見通しの良い直線道を走っていると、前方に濃く色付いたイチョウの巨樹が見え、これだと思い車を停める。 まっすぐに伸び、堂々として風格のあるイチョウで、いくつか幹が折れた跡が見えるが、多くの葉っぱを黄金色に染めた樹勢の良い巨樹である。 このイチョウは広島市最大のイチョウで、県内でも第4位の大きさを誇る。 |
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もう少しして落葉が多くなると周囲が黄色の絨毯となるのだろう。 でも、七五三の幟が立っているところを見ると、神職さんがいるのだろうから、ちゃんと掃除するのかな。 イチョウの実を取らないで、と看板が出ているので雌株なのだろう。 |
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朝日が山から顔を出し、イチョウが輝きだす。黄色に赤色が加わった独特の色合いだ(左の写真)。 晴天なのでバックの青空がとてもきれいだ。 |
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(2004年11月13日撮影) |
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(2008年4月19日撮影) | |||||||
桜巡りの帰り道、芽吹き始めたイチョウが見えたので訪れてみた。 このイチョウへは黄葉の時にしか訪れていないが、新緑の初々しい色合いもきれいである。 少し葉っぱのボリューム感が少ない気もするが、葉っぱは出始めでまだ小さいので、これからボリュームが出てくるのだろう。 |
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当たり前の話であるが、新芽からイチョウの葉っぱの形をしていて(笑)かわいらしい。 しかし、イチョウの葉っぱの形は改めてみればユニークな形である。 身近に見るので違和感はないが、他にこの形の葉っぱはないので、そう考えれば特異な造形である。 |
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お社の横にはカゴノキ(左の写真)やシラカシ(かな?)の大木がある。 |
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(2023年11月19日撮影) | |||||||
車で遠出する機会がなくなり疎遠になっている樹が多いのだが、電車で行くことができる場所もあるので、久し振りにこのイチョウの黄葉撮影に向かった。 芸備線は安芸矢口駅までしか乗ったことが無く、そこから先は初体験であり、何か面白いものが無いかとキョロキョロしていたので、他の乗客からは不審者のように見えたかな。井原市駅に下車。大きな駅舎はなく、ベンチが3人分と簡素な券売機があるだけの屋根付きのバス停みたいな駅舎である。通りに出て左折し、県道と合流してコンビニの先で左折して芸備線沿いに歩く。稲は刈った跡だが、田んぼに水が張っていれば、イチョウの新緑と一緒に撮影できそうである。 背が高い木なので肉眼でも十分その存在を確認できるが、500mmレフレックスレンズで遠距離から撮影してみる。上の方は色づいていて見頃である。 |
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1キロ強歩いて神社に到着。広島市域では最大のイチョウであり、存在感は健在である。 撮影中も数名の訪問者があり、車で通りがかった人も気になってやって来るのかもしれない。 |
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枝が落ちることがあるということで根回りは立ち入り禁止になっている。根回りは保護した方が良いのでそれは構わないのだが、いちいちこうして断りを掲示しないといけない世の中ってどうなんだろう。 樹皮はしっかりして元気そうで、根の躍動が増せばより味わい深いカッコイイ巨樹になるだろう。小規模な乳下がりが見られ、こちらの生長も期待したい。 全体的に色づいており、一部青いところもあるが、ほぼ黄葉の見頃といって良いだろう。色づきが深まればまた印象は異なってくる。イチョウの色合いは奥行きがあって興味深い。 落ち葉も多いが、まだ厚みがないので、落ち葉の絨毯になるのは翌週以降だろう。 |
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<アクセス> 左の地図を参照のこと。 神社の駐車場あり。 |
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