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 イチョウ
 【樹齢】:不明
 【樹高】:20m
 【幹周】:6.1m
 【指定】:
 
 ナギ
 【樹齢】:不明
 【樹高】:8m
 【幹周】:2m
 【指定】:
 
 カリン
 【樹齢】:不明
 【樹高】:8m
 【幹周】:1.6m
 【指定】:
 |  |  イチョウ科 <銀杏> | 
    
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      |  | 吉備津神社の大公孫樹 | 広島県福山市新市町宮内 吉備津神社 | 
    
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      |  |   広島県下第7位の大きさのイチョウの巨樹。
 
 このイチョウのある新市町の吉備津神社は、備後一宮として知られ、地元では「いっきゅうさん」として親しまれているそうだ。
 
 訪れたときがちょうど悪い(良い?)ことに、神社の市立大祭の初日に当たってしまい(20日〜24日まで)、神社の駐車場が使えず有料駐車場しか停められなかった。
 露天の並ぶ参道をイチョウのある広場まで入ると、案の定、イチョウの周りは露店と車に囲まれ、写真を写すには最悪の状態だった(左の写真)。
 
 黄葉はしているがほとんど散りかけの状態でちょっと残念。
 
 主幹の中央に空洞化が見られ、その空洞に治療のために充填が為されている。樹勢はあまり良くないようだ。
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      |  |   根元から全体像を撮るため角度を変えてみる(左の写真)。
 「大公孫樹」の石塔に配線盤がかけられて情緒もない。まあ、こういう時に来る機会もないだろうから、これもこの樹との縁かも知れない。
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      |  |   小規模ながら乳下がりが見られ、老樹の雰囲気が漂う(左の写真)。
 
 う〜ん、周囲がごちゃごちゃしてすっきりしないから、これはお祭りのとき以外の日に再訪したいなぁ〜。
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      |  |   この吉備津神社は備後一の宮というだけあって結構大きな神社で、これだけ大きな神社のお祭りに来たのは初めてだった。巨樹を訪れるという点では好ましくないが、こういう活気の中に身をおくというのもたまには良い。
 
 お参りに拝殿まで登るが、ちょうど式典をしていてそれが終わるまで待たされた。その間に他の木も見ておく。
 
 左の写真は拝殿そばにあるナギの大木で、県下最大という。
 ナギは四国、九州、沖縄などに自生し、広島県に自生はないそうで、これは植栽したものと思われる。
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      |  |   また、ナギの木のそばに、県下最大というカリンの木がある(左の写真)。いくつか果実をつけていた。
 
 式典が終わりお参りをしてから引き返す。
 広場には他にもイチョウの大木があったが樹勢はあまりよくないようだった。
 
 ちなみにこの吉備津神社では「ほら吹き神事」を行っているという。こうして巨樹を巡っていると、各地の文化に触れることが出来ておもしろいものである。
 
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      |  | (2004年11月20日撮影)
 
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      |  | <アクセス>
 
 国道486号線を新市町方面に向う。中須大踏切南の信号で吉備津神社の案内が出るので曲がる。踏切を渡って突き当たりを右折、次の信号で左折して県道26号を北上する。まもなく右手に池が見えると、その反対側が参道入口。広い駐車場有り。
 お祭りのときは神社の駐車場が使えないので、周りの有料駐車場(500円)に停めるしかない。
 
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