広島県の大樹

【樹齢】:不明
【樹高】:8m?
【幹周】:3m?
【指定】:

撮影日
2023.11.26
2025.4.19

 イチョウ科 <銀杏>

大歳神社(安浦)のイチョウ 広島県呉市安浦町内海南4-14 大歳神社

大歳神社のイチョウ大歳神社のイチョウ
大歳神社のイチョウ
 この神社に最初に訪れた時の目的はムクノキの巨木だったのだが、台風で倒壊したためその後は訪れる必要を感じなかった。ただ、電車で安浦を訪れる時にカーブの内側に見えるので、大きな木がまだあるなというのは認識しており、黄葉の時期でもあるイチョウの巨木を見に行ってみることにした。
大歳神社のイチョウ
大歳神社のイチョウ大歳神社のイチョウ
 最初訪れた時に道が狭くて車を置ける場所が無くて困ったのだが、今回は歩きなので気が楽である。

 イチョウは巨木と言うにはまだ若く、3m弱くらいだろう。ただ、枝の張り出しは広めで、遠くから見るとなかなか絵になる。

 小規模な気根もある。

 目立った傷もなく、根を張る場所もとれそうなので、順調に育てば、電車から黄葉を楽しむスポットになりそうである。

 当初の目的だったムクノキは倒壊しているが、その切り株は残っており、樹皮の一部もそのままである。


 他には2本のケヤキがあり、どちらも大木と言っていいだろう。
 ただ、葉っぱの傷みが多いのが気になる。色づきの途中だからそう感じたのかもしれないが。
 2本とも巨木になりそうな風格は感じられるので、イチョウと合わせて巨木が3本ある神社として有名になってもらいたいな。

 なお、ここはカーブの内側にあるので、電車の撮影に良さそうである。今度は時間を合わせてエトセトラの撮影に挑戦してみるかな。
 
(2023年11月26日撮影)

(2025年4月19日撮影)
大歳神社のイチョウ大歳神社のイチョウ大歳神社のイチョウ

 大きくはないが、乳下がりが多いイチョウであるし、経過観察ができたらいいかなと訪れてみた。
 ここに来る前に訪れた厳島神社のイチョウ、市街地にあるイチョウとこのイチョウと、乳下がりが発生しやすいイチョウが安浦にあるので、出所は一緒なのだろうか。樹形は異なるが、伐採されてひこばえが生長するパターンもあるし、どうなのだろう。

 若葉は出始めで、枝先にボツボツと出ている段階であり、花はまだのようである。
 日当たりは良いと思うが、厳島神社のものより遅い。大きさが影響するのか。
 
ケヤキケヤキケヤキ

 同じ境内にあったケヤキは、南側のものは上部が伐採されていた。
 樹勢が衰えているのは前回確認しているが、やはり、という感じである。巨木になり得る木ではあるが、厳しいかな。
 若葉が出始めで赤色が目立つ。
 
牡丹牡丹牡丹

 近くの民家の庭に豪華な牡丹が咲いていたので思わずレンズを向けた。
 家の方が庭に出ておられればお声がけして、もううちょっとがっつり撮影したかったが、不審者扱いされたくないので、簡単に撮影するのに止めた。
 

 
 
<アクセス>
 
 左の地図を参照のこと。

 道が狭いため路上駐車はできない。
 車ではなく徒歩で訪れる方が良い。
 

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