【樹齢】:不明
【樹高】:35m
【幹周】:8.61m
【指定】:県
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イチョウ科 <銀杏> |
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佐用の大イチョウ |
兵庫県佐用郡佐用町佐用 |
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兵庫県佐用庁舎の脇の狭い道をすり抜けて登ってゆくと、黄色い巨大なイチョウが出迎えてくれる。
線路の傍の細長い公園の真ん中に腰を下ろしたイチョウで、地面を這うように伸びてそこから反り上がる太い幹が特徴的である。
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これくらいの大きなイチョウならば、気根が出ていてもおかしくないのだが、気根というより瘤のようなゴツゴツがあって老樹の趣が感じられる。
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幹回りは10mに達していないようだが、十分10m級の重量感を備えている。
枝の張り出しも大きく、下の方の枝は枝垂れるように展開しているので、イチョウに包まれているような錯覚に陥る。
黄葉の色づき具合も良く、日が差せば黄金色に輝いてきれいである。 |
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治療痕が見られるので、樹勢が衰えていた時期があったようだが、弱々しい雰囲気は全くなく、どっしりと腰をおろして私を見下ろしている。
すぐそばに線路があるので、電車が通り過ぎたりする。
電車から見ても良さそうだが、写真はちゃんとは撮れないかな(^^;
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←兵庫県佐用庁舎の裏側から見上げる。
石垣から枝が枝垂れて、崖下の地面に達しようかというくらいである。
こういう枝垂れる感じのイチョウに出逢ったのは初めてであろうか。もし会っていたとしても、これほど枝垂れたイチョウは他に覚えがない。
兵庫県にはあまり来ることはないのだが、その数少ない訪問で、このイチョウに出逢ったのは幸運であったように思う。 |
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(2009年11月7日撮影)
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<アクセス>
中国自動車道佐用ICを降りて右折し、国道373号を南下する。国道179号線にぶつかって左斜め前方の道に入り、次を右折。私は間違ってお役所の駐車場に入ったが、その手前から上に登る道があるようで、そばまで車で登れる。
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