【樹齢】：不明 【樹高】：30m 【幹周】：3.8m 【指定】： 2003.11.24撮影 2006.11.25撮影 2009.11.28撮影 2011.11.3撮影		イチョウ科　＜銀杏＞
		諏訪神社のイチョウ　※伐採されました					広島県山県郡戸河内町土居　諏訪神社
		国道１９１号を見下ろす神社に、大きく枝を広げたイチョウの巨木が聳えている。 　枝ぶりもよく、樹高が３０ｍと高いため、近くで見上げると圧倒される迫力がある。
		左の写真のように乳下がりが始まり、イチョウの巨木としての風格が備わりつつあるように見える。 　この木は戸河内町最大のイチョウだそうだ。
		かなり落葉しているが、まだ多くの葉っぱがついているので、まだまだ積もりそうだ。
		なお、この諏訪神社の境内には、ムクロジ、ツバキ、シキミの巨木・大木があり、巨樹群と呼んでも良いかもしれない。
		（２００３年１１月２４日撮影）
		（２００６年１１月２５日撮影）
		黄葉の頃だと思い再訪したが、やはり少し遅かったか。 　樹皮のコルク質もしっかりあって、樹勢は問題ないようだ。
		どうもこのイチョウとは相性がよくないのか、いつも曇り空で、なかなか青空に黄色い葉っぱが映える写真を撮ることが出来ない（＾＾；
		（２００９年１１月２８日撮影）
		国道を通っていると、よく黄葉した姿が目に入ったので立ち寄ってみた。 　いつも曇り空で輝くような黄葉を見ていなかったが、今日はよく晴れていて今までで一番きれいだった。
		落ち葉はふわふわとしていて最近落ちたばかりのよう。筒賀の大イチョウと違って訪れる人が少ないので、踏み固められずにいるようだ。 　周囲はすべてイチョウの葉っぱによって覆われていた。
		（２０１１年１１月３日撮影）
		紅葉の進み具合を確認しておくかなと立ち寄ってみると、何だか様子がおかしい。。。大きな木が出迎えてくれるとはずなのに、何だかぽっかりしていて。。。。 　伐採されていた。見事に。。。 　腐朽していたのなら仕方ないのだが、切り株を見る限り、空洞化も無いし元気なイチョウだった。旧戸河内町最大のイチョウで、樹勢も良くて今後が楽しみな木だった。どういう事情で伐られたのだろうか。葉っぱの掃除が大変だったとか？直幹なので、材木としての価値は高いと思うが。。。。 　今年一番ショックな出来事であった。（＞＜） 　もうこの土居地区で見るべきものは無くなったかもしれない。ムクロジが辛うじて残っているが、地域の大きな宝をこうも無残に失わせるとは。
		＜アクセス＞ 　 　戸河内ＩＣを下り国道１９１号線を進む。杉の泊へ行く県道３０５号線を見送り、狭いカーブが終わって直線に入ると右手に見えてくる。少し進む寺領へ向かう道が出るのでそこを右折。少し登ると神社がある。駐車場はない。
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