オオモミジ
【樹齢】:200年
【樹高】:15m
【幹周】:3.25m
【指定】:市
イロハモミジ
【樹齢】:200年
【樹高】:12m
【幹回】:2.9m
【指定】:市
クリ 枯死
【樹齢】:不明
【樹高】:10m
【幹回】:3.3m
【指定】:なし |
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その他の被子植物 |
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大古屋の大もみじ |
広島県庄原市東城町内堀大古屋 |
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内堀地区から林道で山奥に入った所に、2本の大きなカエデの巨木がある。
手前のイロハモミジは県内第2位で、重量感があり、幹はごつごつして古木の風格があり、枝の張り出しが大きくて樹形もカッコイイ。
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事前に見た写真の印象ではあまり存在感を感じなかったのだが、実際に目にしてみると、悠然としていて、一目で名木であると分かった。
県内最大のイロハモミジは高野町の南の八幡神社にあるが、こちらの方が樹勢も良くて伸び伸びしている。人が殆ど来ないことが幸いしているのだと思う。
昨年廃校になってしまったが、地元の内堀小学校ではここまで遠足に来ていたそうで、それぞれの木に「おじいさんもみじ」「おばあさんもみじ」という愛称をつけていたとのこと。
どちらがどちらかは分からないが、幹がごつごつしているこちらのイロハモミジが「おじいさん」かな?
地元の人に愛される木というのは良いものである(^−^)
↓新緑が芽吹き、花も咲き始めていた。 |
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イロハモミジの所から50mほど奥に歩くと、オオモミジの大木がある。
こちらも枝振りがカッコイイ。
この周辺には大古屋たたらというたたら場があったそうである。 |
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主幹のひとつが折損したような跡があるので、昔はもっと樹形が良かったのだろう。
少し斜めに立っているが、折れていなければバランスよく立っていたのだと思う。
こちらはまだ新緑の芽吹きはなく、イロハモミジより少し時期が遅いようだ。
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ちょっと気になったのが、オオモミジの道を挟んで向かい側に立っている枯れ木。
巨木だと思われるが葉っぱも無く、樹皮は剥がれて白骨化しているので樹種は分からなかった。
クリの木の樹形に似ているな〜と思ったが、帰って滝口進さんの本で調べてみると、やはりクリの木だった。
クリは枯死してしまっているが、イロハモミジもオオモミジもどちらもカッコいいので、今度は紅葉の頃に訪れてみたい。 |
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(2011年5月4日撮影)
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<アクセス>
東城ICから国道314号線を北上し、小奴可地区に入って県道448号線に右折。県道450号線の分岐を見送り川を渡ってすぐの細い道を左折。離合できない細い道を進み、最後の民家を過ぎ、川を渡ったらすぐを右折。
ここからはダート道になるので、運転は要注意。私は普通車で何とか行ったが、何回か車の腹を擦ったので、オフロード車以外はこの辺の広い所に置いて歩いて行った方が良い。最後の民家で道の確認をしたが、「車で行けるけど、すごい道」と注意された(^^;
橋の所から1〜2キロくらいで急に周囲が開けると到着する。転回できる場所はある。
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