広島県の大樹  スギ科 <杉>

【樹齢】:200年
【樹高】:30m
【幹周】:2.5m
【指定】:県

今高野山のカラマツ 広島県世羅郡世羅町甲山 今高野山

今高野山のカラマツ 
 広島県最大のカラマツで、県の天然記念物に指定されている。

 図鑑によるとカラマツは、蔵王山〜白山、静岡県が分布で、標高の高い場所に自生している。よってこの場所にあるということは植栽されたものなのだろう。

 本来の自生地と比べれば温暖な地域ではあるが、スッときれいに直立した背の高い木で、主幹に目立った損傷も無く樹勢も悪くないようだ。

 19世紀初めに書かれた書物に、この木が今高野山の落葉松として紹介されているそうで、そこから樹齢が200年とされているようである。ただ、その当時でもそれなりの大きさはあったはずであり、250年くらいの樹齢はあるのでは?
今高野山のカラマツ 
 ←背が高いので上の方まではレンズの画角に入らなかった。

 やや傾きがあるが、カラマツらしいきれいな樹形で、紅葉した葉っぱもきれいである。↓松ぼっくりもたくさん出来ていた。今高野山のカラマツ
 
(2007年11月25日撮影)

 
 <アクセス>
 
 尾道ICより国道184号線を北上、世羅町を目指す。旧甲山町市街地に入り、広島銀行のある角を曲がると正面に見える。国道432号との交差点まで行くと行き過ぎ。今高野山の案内標識は出ている。
 駐車場は橋を渡って山門の前を右折、すぐに左に上がる道があり、そこから駐車場(割と広い)になっている。
 カラマツは本堂前にある。

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