広島県の大樹

【樹齢】:不明
【樹高】:23m
【幹周】:2.7m
【指定】:市
 カツラ科  <桂>

板井谷のカツラ 広島県庄原市東城町小奴可板井谷

板井谷のカツラ板井谷のカツラ 
 板井谷のコナラを見に行く途中、「板井谷のカツラ」という標識を見つけたので立ち寄ってみた。

 巨木というほどには大きくないが、すらっとした樹形のキレイなカツラである。

 まだ若いので主幹が元気で、うち1本はフジのように巻きつきながら生長している。

 この木の主幹がそのうち朽ちて、周りのひこばえがが大きくなるのだが、数百年後はどんな姿になっているだろうか。

 中国地方のカツラは、たたらの神様である金屋子神と関わりが深いので、ここにも祠がある。

 ただ、たたら場があった頃には大きな木ではなかったと思うので、他にも大きな木があったのでは?
板井谷のカツラ 
 ←カツラの葉っぱはハート形で可愛らしい。

 この木は雄か雌かどちらだろうか。
 (2011年5月4日撮影)

 
 <アクセス>
 
 東城ICから国道314号線を北上し、小奴可地区に入り、成羽川を渡った先の大規模林道に右折する(道後山、猫山方面)。T字路にぶつかったら左折して少し走ると右手に案内がある。退避スペースがあるので、車はそこに停める。
 民家の傍を通り、道に沿って少し歩くと見えてくる。

Copyright(C)2003 All Right-reserve tonari