topへ 【樹齢】：300年 【樹高】：32m 【幹周】：10.6m 【指定】：森の巨人たち百選		カツラ科　　＜桂＞
		大又のカツラ					三重県熊野市飛鳥町大又
		谷沿いの緩やかな斜面に立つ大きなカツラ。 　主幹は折れ、全体的に若々しさはなく樹勢はあまり良くない様子。しかし、森の主であるかのような厳かな雰囲気を持っている。 　折れた幹や枝が散乱していてあまり周辺の整備はされていないようだが、それはそれで自然の摂理に任せているようであり、必要以上に人の手が入らない方が良いかもしれない。 　 　左の写真は川下側から。下の写真は川上側から見下ろして撮影したもの。
		大又のカツラに向かう林道の終点に着くとすぐ目に入るのが、左の写真のカツラの巨木。 　カツラの巨木としては小振りであるが、全体の樹形はまとまっていてきれいな形をしている。 　大又のカツラが枯死した場合は、このカツラが後継樹になるだろうか。 　大又のカツラはこの木の左手奥にある。
		（２００８年１１月２日撮影）
		＜アクセス＞ 　 　道の駅熊野きのくにから国道４２号線を尾鷲方面に走る。３kmほど走って右にカーブしたら右手に林道の入り口があり、大又のカツラの案内標識が出ている。一般車は進入禁止になっているので、車は入口周辺の広い所に通行の邪魔にならないよう置いておけばいい。５００ｍほど坂を上ると到着する。
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