広島県の大樹

【樹齢】:300年
【樹高】:27.5m
【幹周】:28.4m
【指定】:県
 カツラ科  <桂>

大成のカツラ(初瀬のカツラ) 愛媛県上浮穴郡久万高原町大成

大成のカツラ 
 愛媛県面河に日本一のカツラがあるという情報を得て、この木を見るために旅行を計画してここに訪れた。四国最後の秘境というキャッチフレーズをつけられた大成(おおなる)地区は、旧面河町役場から車で10分ほど山道を登った所にある。

 渓流そばの斜面に、巨大なカツラの巨樹が威厳を以って待ち構えている。巨樹が多いカツラの中にあっても、これだけ大きな木を見たのは初めてである。
大成のカツラ
大成のカツラ大成のカツラ 
 カツラらしく元々の主幹は朽ちてしまっているが、周りのひこばえがどんどん成長して取り囲み、巨大な森となっている。

 ただただ圧倒される迫力。。。カツラの幹回りの計測は難しいので、日本一かどうかは分からないが、日本一と言っても誰も文句をつけないのではないだろうか。

 周囲にはギンバイソウがたくさん咲いていて賑やか。

 ここの黄葉の時期はいつ頃だろうか?10月下旬あたりかな?黄葉と新緑の姿を見にまた訪れたいものである。
 (2011年7月30日撮影)

 
 <アクセス>
 
 松山市内からは国道33号線で久万高原町へ向かい、古岩屋を経由して、国道494号線で石鎚山、面河渓方面に向かう。面河町役場を過ぎて橋を渡る手前右手に、四国最後の秘境という大きな看板が出ているので、そこの道に入り(狭いので注意)、車で10分ほど登ると「初瀬のカツラ」の案内が出るので、その近くの路肩に車を停める。3台くらいは停められる。ここから50m程歩くと到着する。
 

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