【樹齢】:300年 【樹高】:35m 【幹周】:10m 【指定】:国 |
カツラ科 <桂> | ||||||
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竹崎のカツラ | 島根県仁多郡横田町竹崎 | ||||||
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人気の山 船通山は、特にカタクリの時期多くの登山者で賑わう。 駐車場は満杯で観光地と見まがうほどだ。 しかし、近くにあるのにほとんど訪れる人がいない「竹崎のカツラ」を見に行った。 |
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たたら製鉄をもたらした金屋子神が、シラサギに乗ってカツラの木に降り立ったという伝説から、この地方ではカツラの木を御神木にしたそうだ。 主幹はなくなっているが、無数の支幹が取り巻いているため大きく見える。 新緑がまぶしく風に揺らめき、御神木を包み込んでいた。 (2002年4月28日撮影) |
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(2002年10月26日撮影) |
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そろそろ紅葉しているだろうと、再びこの御神木を訪れてみたが、既に落葉した後だった。 |
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この日は船通山に登る予定だったが、あいにくの雨で中止し、ここだけでもと思い、冷たい雨が降る中、カッパを着て15分ほど歩いた。 誰一人会わない寂しい道で、神域に足を踏み入れているような錯覚を覚えた。御神木は落葉していたが、カツラの葉っぱの独特のにおいが立ちこめ、自らの存在を誇示するかのように私を迎えた。 来年は、紅葉の衣をまとった姿を見せていただきたい。 |
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<アクセス> ヴィラ船通山の入口から50m程度下ったところに看板があるのでそこから登り、約20分で竹崎のカツラに到着する。 船通山参照 人が来ないようで、道ははっきり分かるが踏まれた様子がない。道端にはキケマン、アオテンナンショウ、イカリソウ、ヒトリシズカなどが見られた。 |
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