広島県の大樹

【樹齢】:不明
【樹高】:40m
【幹周】:18m
【指定】:国
 カツラ科  <桂>

海潮のカツラ 島根県雲南市大東町中湯石 日原神社

海潮のカツラ 
 大きい。というのがやはり第一印象だった。

 日原神社の境内にあり、鬱蒼とした木々の中にあっては目立ちにくいが、一本の木には到底思えないような大きさ。
海潮のカツラ 
 この木も主幹がなくなったカツラの木だが、支幹の樹勢がすばらしく、一本一本が太い。
 
 神社前にレッカー車が止まっているので、何をしているのかと作業している人に訊くと、参詣に来た人に枝が落ちないように枝(といってもかなり太いが)を切るのだという。

 ムササビが巣を作り、木が傷んで折れる可能性があるそうだ。もったいない気はするが、安全のためにはやむを得まい。
 
 この日原神社は別名「かがみの宮」と呼ばれているそうで、御神体は鏡である。
 (2002年10月26日撮影)

(2006年5月4日撮影)
海潮のカツラ 
 松江に旅行に行く道すがら、この海潮のカツラの事を思い出し再び訪れた。上の写真のようにあまりいい写真になっていなかったので撮り直そうと思ったのだ。

 相変わらず大きく堂々とした姿を見せてくれている。まだ新緑の季節なので、柔らかな緑が清々しい。
海潮のカツラ 
 撮影できる位置が近い場所しかないので、全体像を写すのは難しいのだが、今回は魚眼レンズを買ったので、全体像を撮影してみた。

 以前訪れた時は大枝を切っていたところだったが、その影響も無く、旺盛な樹勢を示してくれている。
 

 
 <アクセス>
 
 海潮温泉を目指す。国道54号を北上、木次町に入ったら大東町へ向かう県道24号に入り海潮温泉を目指す。海潮温泉を過ぎて1qくらいのところで、橋の手前で右に入る狭い道があるのでここに入る。まもなく日原神社に着く。駐車場はないので、邪魔にならないように路上駐車しよう。

 入口に案内はないので分かりにくいが、農産物の市を右にみて、すぐくらいにある。
 
 

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