【樹齢】:400年
【樹高】:22m
【幹周】:4.3m
【指定】:県
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イチイ科 <一位> |
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西城浄久寺のカヤ |
広島県庄原市西城町栗 浄久寺 |
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人家から少し離れた山の中にひっそりとたたずむ古いお寺があり、お寺に続く緩やかな階段を登っていると、大きく枝を広げたカヤの巨木が目に入る(左の写真)。
寺全体を覆いつくすほど大きく枝を広げ、主幹は直立して安定感があり、根元はコケが付着していて趣がある。
損傷も見られず、幹周りは4m強だが、最初の印象は5mくらいと感じたほど勢いのあるよい木である。
庭全体にカヤの実が落ちており、その実の香りなのか、柑橘系に似た良い香りがする。 |
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樹齢は400年以上で、この樹勢ならばもっと長生きしそうである。
説明看板によれば、永禄年間(1588〜1570),大富山城主宮高盛が菩提寺を建立した際に植樹したと言われる。 |
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カヤ以外にも大木が多い。樹木の知識はまだまだなので樹種は不明だが、幹周り3m近いものが数本ある。
お寺の雰囲気も良い。見慣れたお寺の様式とは少し異なる気がするが、庭は苔むして古いお寺の雰囲気がよく出ている。 |
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(2003年10月5日撮影) |
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(2006年5月14日撮影) |
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近くに寄ったので再訪したが、何だか以前と様子が違う???と思って近づくと、カヤを残してお寺が解かれていた。
木が倒れた(倒した)跡があり、随分と淋しくなっていた。ヒメコマツの巨木もあったがそれも倒れていた。
この冬の雪害の影響だろうか? |
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<アクセス>
庄原市より国道183号線を北上。JR平子駅を過ぎて1キロほど先、左にカーブして橋を渡ったら小さな案内が出るので左折。少し走ったら右に曲がる道がありそこを右折。道なりに進んでゆくと浄久寺に着く。案内は出ている。
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