広島県の大樹

【樹齢】:30年
【樹高】:22m
【幹周】:8.4m
【指定】:県

 ニレ科   <楡>

八幡神社のケヤキ 滋賀県伊香郡高月町柏原北町 八幡神社

八幡神社のケヤキ 
 琵琶湖周辺を見て回る旅に出たので、この地域の巨樹にも出会いに行ってみた。

 最初に訪れたのがこの大きなケヤキ。

 根元がしっかりとして重量感があり、四方八方に大きな枝を張り巡らせている。大枝が折れた跡はいくつか見られるが、そんなことが関係ないかのように訪れるものを覆ってしまう。まさに御神木である。

 湖北地区は、野大神、野神として巨樹巨木が祀られており、地区ごとにこういった御神木があるそうだ。このケヤキはそうした御神木の中でも最大クラスとのこと。
八幡神社のケヤキ 
 中央部が空洞化しつつあるのでは?と心配するが、見ての通り樹勢は旺盛である。

 広島では大きなケヤキが少ないので、これほどのケヤキの巨樹に出会うと圧倒されてしまう。

 なお、この樹の所在地は高月町。

 ケヤキは古来「槻(つき)」と呼ばれており、現在は「月」の字が当てられているが、背の高い大きなケヤキが多かったことからこの地名があるのではないだろうか。
八幡神社のケヤキ 
 全体の樹形は左の写真の通りで、三角錐のきれいな樹形である。
 
(2007年5月19日撮影)


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 国道365号線を北上していると左手に見える。駐車場は無いので路肩に停めさせてもらった。
 
 

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