ケヤキ2株とも
【樹齢】1000年
【樹高】:32m
【幹周】:7m
【指定】:県
イチイガシ
【樹齢】1000年
【樹高】:30m
【幹周】:7.3m
【指定】:県
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ニレ科 <楡> |
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広瀬神社のケヤキとイチイガシ |
愛媛県喜多郡内子町小田本川 広瀬神社 |
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幹回り7m以上の巨樹が3本も集まる、広々としていて、かつ緑に覆われた気持ちの良い神社である。
まず上の写真が、道路に面した鳥居の傍に立つケヤキである。
石垣を飲み込んでいるのが面白いが、歩道がアスファルト舗装になっているのが残念である。これでは根が十分に張れないし、呼吸も出来ないだろう。木より人優先。。。まあ、それが当り前なのだろうが。。。
主幹は空洞化していて、二股になった片方は折れてしまっている。かつては半円形の大きな樹形だったのだろうな〜
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(上の写真2枚)もう一本のケヤキは少し奥にあり、盛り上がった土の上に立っている。クスノキを思わせるような広々とした樹形でカッコイイが、こちらも主幹が損傷していて、樹脂で空洞を充填されている。ただ、葉の茂りも良いし、旺盛とまではいかないが、元気そうではある。右奥に見えるのがイチイガシである。
←イチイガシ
こんな大きなイチイガシを見たのは初めてである。
私の地元広島ではこんなに大きなものは無い。こちらもクスノキを思わせるような大きな樹冠で、カッコイイ巨樹である。
3本の巨樹が三角形に配置していて、互いに見守る形である。 |
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見過ごされがち?だが、イチョウの巨木もある。
2本に分かれて伸びるタイプで、小規模ながら乳下がりが見られる。幹回りは測らなかったが、3m以上は十分にあり、根の表情も良く、これからが期待できそうな感じである。
が、なかなか良いイチョウだと思うのだが、主幹がバッサリと切断され、可哀相な姿になっている。こういう無茶苦茶な剪定の仕方はイチョウでよく見られ、いかに生命力が強いイチョウでも、こんなやり方をされたら樹勢が衰えてしまう。
注連縄があるので御神木なのだろうが、天然記念物のイチョウでも伐られていることがあり、現代はイチョウの受難の時代なのかな。。。 |
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(2011年7月31日撮影)
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<アクセス>
松山自動車道 内子五十崎ICを降りて国道56号線を北上し、まもなく国道379号線に右折する。しばらく進んで国道380号線に入り、道の駅小田の郷せせらぎを過ぎたら、県道52号線に右折する。道なりに川に沿って上流へ進んで行くと、道の左側に見えてくる。
道幅が広いので、路肩に車を寄せて置かせてもらう。
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