【樹齢】:不明 【樹高】:18m 【幹周】:4.7m 【指定】:県 2007.4.15撮影 2011.5.4撮影 |
ブナ科 <山毛欅> | ||||||
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板井谷のコナラ | 広島県庄原市東城町小奴可板井谷 | ||||||
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県下第2位のコナラの巨木。 コナラの巨樹は少ないが、かつてこの地にあった耳木たたら跡にあり、愛宕神社(火ぶせ神というそうだが)の祠の御神木として大事にされたことから今でも残っているのであろう。 この木の特徴は枝張りの大きさ。 葉っぱがないので樹形がよく分かるが、自らの力を拡げるかの様である。樹皮はごつごつして老樹の風格がある。 |
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特に水平に伸びた大枝が印象的である。 支え木でもしておかないと折れてしまいそうだが、若々しい勢いを感じる。数十年かしたら自重で折れてしまうかもしれないが、その時は別の大枝がさらに太くなっているような気がする。 四方八方に伸ばした枝がこの木の力強さを良く現している。 |
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県下第一位で日本一のコナラ、帝釈始終のコナラを見ているので印象が薄いものの、コナラでこれだけ大きな木は貴重である。 樹形も美しいし樹勢もよい。 しかし、たたらが行われない現在では、人々から忘れられつつある巨樹のようにも感じられ、少し寂しい感じがする。 葉の生い茂った頃にまた訪れてみよう。 |
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(2007年4月15日撮影) |
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(2011年5月4日撮影) | |||||||
葉っぱの付いている頃に再訪してみようと思っていたので、そろそろ新緑の頃だと思って訪れてみたが、全く葉っぱが無かった。やはり山奥だから春が遅いのか。。。 今回訪れてみると、何やら公園風にするのか周辺整備を行っている様子だった。門が締めれらているので、遠くから撮影。 左に池が作ってあり、中には。。。まだ書くとマズイかな? |
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<アクセス> 文章での説明は難しいが...西城町三坂のスノーリゾート猫山スキー場から大規模林道を通って小奴可方面に南下する。峠を越えて下ったところに川があり、橋を渡ってすぐを左折する。この川が小奴可川で、この川に沿って進むと右手に見える。説明看板が出ているので分かると思う。 駐車場はないが、交通量は無く、道幅もあるので路肩に停めればよいだろう。 |
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