広島県の大樹

【樹齢】:400年
【樹高】:15m
【幹周】:4.1m
【指定】:町
 ブナ科   <山毛欅>

牧の大クリ 広島県神石郡神石高原町牧

牧の大クリ 
 斜面の肩に立つ県下4位のクリ。

 主幹中心部は空洞化して木が2つに割れていこうとしていて、それを注連縄で縛っているかの様に見える。

 平子のタンバグリも同じように割れているので、クリの木はそのような性質を持つのか。

 数値的な太さと比べて、印象としては(太い注連縄があるせいか)もう少し大きく感じる。
牧の大クリ 
 ←上の段に上がって見下ろすように撮影。

 落葉期なので端正な樹形をしていることがよく分かる。

 周囲には落葉した葉っぱとクリの実が入っていたいがいがが落ちているが、きちんと周辺をきれいに掃除されているようで、出雲大社の分霊を祭る御神木として大事にされているのが窺われる。

 葉の茂っている頃にまた訪れてみよう。

 (2008年3月29日撮影)

 
 <アクセス>

 旧神石町役場より県道25号線を南下。牧地区に入って左手に小学校跡が見えたらその少し先右手斜面上にある。ゆっくり走らないと車からでは位置が高いので見落としやすい。県道412号線の分岐まで行くと行き過ぎ。

 駐車場はないので路肩に寄せる。
 

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