広島県の大樹

【樹齢】:400年
【樹高】:18m
【幹周】:4.8m
【指定】:
 ブナ科   <山毛欅>

三河内八幡のクリ 広島県比婆郡比和町三河内 三河内八幡神社

三河内八幡のクリ 
 かつては県内第2位のクリの巨木であったのだが、現在は樹皮が剥がれ、(素人目ながら)枯死していると言ってもよいような状態になっている。

 この八幡神社には4本株立ちで幹周り9.3mのスギや、単木で5mを越すスギもあったようだが、見つけることは出来なかった。

 最初、神社の石段を登り始めたら様子がおかしいことに気づいた。明るすぎるのだ。神社独特の(いい意味での)暗さ、神聖な雰囲気がない。見ればスギの大木は少なく、倒壊したのか伐採されていた。一番大きいと思えたのが左の写真のクリで、枯死した様子で気分が沈む。結局、社のそばにかなり大きな朽ちた切り株があり、これが9.3mのスギの跡かなと推測。

 この神社からは荒れた印象しか受けなかった。どういった事情があったのだろうか?

 (2004年6月5日撮影)

 
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