【樹齢】：400年 【樹高】：30m 【幹周】：3.65m 【指定】：県		モチノキ科　＜黐＞
		本地のクロガネモチ					広島県山県郡北広島町本地
		県指定天然記念物のクロガネモチであるが、幹周り３．６５ｍと他の指定されている巨樹巨木と比べると見劣りがしてしまう。 　国道から脇道に逸れて高速道路の下をくぐるとどの木か分かるのだが、最初枯れているのかと思った。「あれ？クロガネモチは常緑樹だったよな？生え替わりの時期だけど、いっぺんに葉を落とさないと思うが。。。」と一瞬悩んだが、よく見てみれば上の方に葉っぱが生えていた。 　しかし、梳かれたような感じで、クロガネモチらしくない。スギのように直立し、二股になって聳えている。 　高さは見応えがあるが、葉の茂りが寂しすぎる。 　この木は家の塀のすぐそばにあり、周りはコンクリートとアスファルトで舗装されている。これでは元気でいられる方がおかしい。もうちょっと根を十分に張れる場所にあったら良かったのだが。 　なお、この木も正伝寺のものと同じく、豊臣秀吉の朝鮮出兵の折りに持ち帰ったのだという。
		（２０１１年４月２４日撮影）
		＜アクセス＞ 　中国自動車道 千代田ＩＣを降りて左折し、国道２６１号線に合流して左折。一度中国自動車道の高架をくぐり、次にくぐる２００ｍくらい手前で右折する。流通団地入口の信号まで行くと行き過ぎ。高架を再びくぐって少し先に、背の高いクロガネモチが見えてくる。 　駐車場は無いが、少し手前に多少スペースがあるので、路肩に停められる。
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