【樹齢】:400年 【樹高】:17m 【幹周】:4.6m 【指定】:県 2009.9.6撮影 2010.5.9撮影 2011.4.9撮影 |
モチノキ科 <黐> | ||||||
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正伝寺のクロガネモチ | 広島県広島市安佐南区相田 正伝寺 | ||||||
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広島県最大のクロガネモチである。 樹形の整ったきれいな木で、正伝寺境内の一角で悠然と枝を広げている。 何でも豊臣秀吉が朝鮮出兵した時に従軍した福島正則が、苗を持ち帰って植えたのだとか。 |
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根元はごつごつとしているのが印象的で、何か生えていたような感じがするので、ひこばえでも出ていたのだろうか。 また、どのくらい進んでいるのかは分からないが、良く見れば空洞化しているようである。空洞化しているから痛んでいるとも言えないが、印象として樹勢はそんなに悪くなさそうである。 ただ、大枝が折れた跡があり、それが残っていればもっと整ったきれいな樹形だったろうと想像する。 |
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(2009年9月6日撮影) |
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(2010年5月9日撮影) | |||||||
新緑の様子を見ようと訪れてみた。 大枝の折れた箇所が痛々しいが、重量感があって相変わらずカッコイイ。 |
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この木の特徴である、ごつごつとした根元の隆起もカッコイイ。 生え替わりで落ちた葉っぱが辺りに落ちていて、時々パラリと葉っぱが落ちたりしていた。 紅葉しない木ではあるが、新緑の生え替わりの時期もキレイである。 |
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←ごつごつした樹皮をクローズアップで撮影。 何かの模様・顔?のようにも見えるが。。。 ←花はまだ蕾で、咲くのはもう少し後か。 華やかな花ではないが、小さな可愛らしい花なので、今度は花を写しに来ようか。 |
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(2011年4月9日撮影) | |||||||
以前訪れた時に樹形のきれいな桜があったので、花の頃を狙って訪れてみた。 背後にあるのがその桜で、一番花の見頃だった。 今回はクロガネモチが脇役に。。。^^ |
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枝が結構折れているが、周りに木が無いため枝の張り出しが大きくてカッコイイ。 右に見えるクロガネモチが小さく見える。 |
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クロガネモチの根っこの所には、ムラサキケマンとヒメスミレが咲いていた。 常緑樹は外見の変化が乏しいのだが、こういう花々があると季節感を感じられる。 |
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<アクセス> アストラムライン上安駅を南に出て、東に進み、すぐの道を(南に)右折。他の道と合流して更に南に進み、安川通りにぶつかる。西に200mくらい進み、上安の信号を渡り、少し先の川を渡った先に正伝寺がある。 車で行く場合は、(広島市内からは)アストラムラインの通る県道38号線を進み、上安駅を過ぎた先の動物園入り口の信号を左折して少し進んで安川通りにぶつかり右折。100mくらい進んで左折し、川を渡って左折。500mくらい先で右手に公園が見えたらその奥にある。車は境内に入れさせてもらう。 |
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