広島県の大樹

【樹齢】:300年
【樹高】:16m
【幹周】:3.85m
【指定】:県

03/8/9倒壊
 モチノキ科 <黐>

八幡のクロガネモチ 広島県三原市八幡町本庄

八幡のクロガネモチ 
 県天然記念物のクロガネモチ(雄株)であるが、現在の状況は痛々しい。

 二つに分かれて伸びていた主幹の一方が倒れ(1998年)、残り一方は倒壊しないようにワイヤーで固定されている。

 広々とした田畑の中に立っているので存在感があり、この木の盛時を思い浮かべると残念だ。やはりバランスが悪く、見ていて不自然な感じがする。
八幡のクロガネモチ 
 倒れたもう一方は左の写真のような状態。

 半分が倒壊したクロガネモチであるが、葉っぱは青々として勢いを感じる。バランスの悪さがこの大木に悪影響を与えるかもしれないが、長く生きていけることを願う。
 (2003年1月18日撮影)

【倒壊】
2003年8月9日午前10時50分頃、台風10号の強風が原因で残る片方も倒壊しました。
 (03/8/13付 中国新聞より)
 

 
 <アクセス>

 三原久井ICを降り、国道486号を御調町方面に走る。高架を2回くぐったところから約2q走った付近で左折する。道なりに500m進むと十字路を過ぎたあたりで左手にひどく傾いた大木が目に入る。近くに広場があるので、邪魔にならないよう停めさせてもらおう。

 国道486号に戻って更に御調町方面に進むと道の駅があるので立ち寄ってもいいだろう。


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