広島県の大樹

【樹齢】:不明
【樹高】:20m
【幹周】:4.3m
【指定】:

撮影日
2006.2.12
2025.5.4

 クスノキ科 <樟・楠>

大東寺のクスノキ 呉市豊町御手洗 大東寺

大東寺のクスノキ 
 大崎下島の御手洗の町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。
 お隣の豊島と大崎下島のあちこちをウロチョロした後、最後にこの御手洗の町並みを歩くことにした。

 町並みを歩いていると、お寺の境内に大きなクスノキを見つけた(左の写真)。
 クスノキ独特のうねるような根の張り方で、樹勢も良いようだ。

 幹周りは5mくらいかな(4.3mだそうだ)。
 クスノキは巨木が多いので、殊更に大きなものとはいえないが、歳を経ていけばより大きなものになっているだろう。

 なお、天満宮に幹周り3m程度のクスノキがあるが、割り見られる大きさなので今回は割愛する。

(2006年2月12日撮影)

(2025年5月4日撮影)

 19年前に訪れたきりになっていたが、撮り直しをしたいと、御手洗の観光を兼ねて久し振りに訪れた。
 樹形の変化はなく元気そうに見える。いや、19年前より大きな印象を受ける。
 前回は冬に訪れたので、花と新緑の今の時期とは勢いが違うようである。
 御手洗を訪れる方にはよく目にとまっているようで、ネットにはこの木を写したり書いたりしているのを見る。
 御手洗地区のシンボルツリーになっているようである。
 私が撮影している時にも観光客が見学にやって来ていた。
 私のような巨樹巨木巡りを趣味をしている人は少数派であるが、一般観光客の目にもとまるようだ。
 

 この後、歴史の見える丘公園に登るのだが、上からもその存在に気付く。町並みの中からひょっこっと飛び抜けているからだろう。
 意識してみると、この木を見ることが出来るポイントは多く、町並みと一緒に写すとしっくりと調和する。
 いいな〜こういう巨木はカッコイイ。
 下山して千砂子波止まで行くが、ここからもよく見える。
 新緑の時期なので余計目立つのではあろうが、これはシンボルツリーと言って良いだろうな。
 花は蕾の状態なので、開花まではもう少しか。
 クスノキの花まで気にする人は少ないだろうが、地味でもきれいな花なので、それも注目して欲しい。
 

 
 
<アクセス>

 左の地図を参照のこと。

 折角なので、御手洗の町並み散策の過程で立ち寄ることをお勧めする。
 
 

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