【樹齢】:500年 【樹高】:30m 【幹周】:13m 【指定】:市 撮影日 2003.1.18 2008.11.25 2010.11.28 |
クスノキ科 <樟・楠> | ||||||
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糸崎神社のクスノキ | 広島県三原市糸崎町 糸崎神社 | ||||||
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広島県下最大のクスノキであり、且つ、同県最大の巨木。 広島県の巨木を載せているのに最大の巨木を載せていなかったのでいつか見に行こうと思っていた。 このクスノキの特長は何といってもその肥大化した根元付近。これだけ土台がしっかりしていればどんなに高くなってもびくともしそうにない。樹形も美しく、糸崎神社の一角をしっかりと護っている。 |
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しかし不思議なことにこのクスノキが思ったほど大きく感じなかった。 それは糸崎神社の社が立派で、幹周り3m以上クラスの大木が他にもあるからだろうか。 写真を撮るにしても、クスノキだけではなく、社を含めた構図で収めるとなんとなくしっくりする気がした。 |
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また、枝をよく見ると何か他の植物が寄生(?)しているように見える。 大樹にツルが絡まることはよくあるがツルでもないようだ。 |
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(2003年1月18日撮影) |
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(2008年11月25日撮影) | |||||||
上の写真の出来が良くないので、撮り直しを兼ねて再び訪れてみたが、見比べてみてもあまり変化も無く、樹勢の衰えなどはないようだ。 台風や大雪で倒れた木を見ることが多くなっているが、さすがクスノキは力強く、大きく悠々と構えている。 |
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このクスノキの特徴である、根元付近の肥大化したところを強調して撮ってみた。 遠くから見れば均一に太くなっているように見えるが、根のうねりなのか、ゴツゴツと脈打つような表情も見える。 |
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大枝には、かつて折れた枝の跡が見えるが、この程度折れたぐらいではびくともしない様だ。 クスノキの老樹に何本か出会っているが、樹皮の方だけで生きている木も多く、クスノキのパワーを感じる。 また、着床植物が多数見られる。 |
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クスノキと遠く向かい合う門のところに、大きなケヤキの巨木が立っている。だいたい幹周り3m位だと思うが、樹高もあって存在感がある。 ちょうど紅葉しているのできれいだった。常緑樹も良いが、紅葉する木もあると季節の変化がはっきり分かっていい^^ |
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(2010年11月28日撮影) | |||||||
須波の海霧を撮影に来た関係で、ついでに糸崎神社まで足を伸ばしてみた。 2年振りの訪問になるが、相変わらずの元気な姿である。 いつも同じような時期に来ているので、新緑と花の季節にも来てみないといけないな〜実が出来ている時もいいのだが^^ そうそう、神社を出て海側の埋立地にカキ小屋(?)が出来ていた。ビニールハウスの中でカキを焼いて食べるのだそうな。カキ好きな方は食べに行ってみるといいかもしれない。 |
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2本のケヤキ門^^も元気なようである。 根周りが少し窮屈なので、これより大きく生長するのは難しいかな? |
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<アクセス> 国道375号線を走り、三原港、JR糸崎駅と過ぎ、線路を2回越えて海に向けて下りると、カーブの左に細い路地があり、そこを入ってすぐに糸崎神社がある。駐車場は門の近くに3台くらい停められ、境内の西隣に広めの駐車場がある。 |
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