広島県の大樹

【樹齢】:300年以上
【樹高】:30m
【幹周】:5.65m
【指定】:県
 クスノキ科 <樟・楠>

岩国市楠町一丁目のクスノキ巨樹群 山口県岩国市楠町一丁目


 堤防に立つ11本のクスノキの巨樹群である。
 以前から興味を持っていたのだが、なかなか来ることがなかった。
 巨樹が多いクスノキとしては幹回り5mオーバーでも小振りに感じてしまうのだが、これだけ大きな木が立ち並ぶ姿は魅力的である。
 夕日に照らされた姿もまた良い。
 少し傷んでいる木も見えるが、樹勢の強いクスノキならば大丈夫だろう。
 実もたくさん付いている。花の時期の爽やかな雰囲気に包まれたいものである。

 左の写真は岩国城から超望遠レンズで撮影したもので、遠すぎたのでピントがぼやけているが、中央付近にこのクスノキ巨樹群が写っている。

 一角に大きな木の跡がある。
 説明看板にある天然記念物指定されていたムクノキであろう。
 2004年の台風でやられたようだが、幹回り5mを超す立派な木であったようだ。元気な時に会いたかったな。

 新しい木が大きく育っているが、葉っぱを見るとムクノキのようである。元の木のひこばえが大きくなったものだろうか。巨樹巨木になる個体というのは生命力が強い。樹勢も問題ないようだし、今後が期待される。

(2023年11月23日撮影)

 
 
<アクセス>

 左の地図を参照のこと。
 神社の先から川側に下るところがあり、下に駐車場がある。

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