広島県の大樹

クスノキ
【樹齢】:120年
【樹高】:15m
【幹周】:2.55m
【指定】:
(被爆樹)


ボケ
【樹齢】:不明
【樹高】:1.5m
【幹周】:−
【指定】:
(被爆樹)

爆心地から
の距離
1,850m

撮影日
2022.5.5
2023.3.25


 クスノキ科 <樟・楠>

三篠神社のクスノキ・ボケ 広島市西区三篠町1-11-5 三篠神社

(2022年5月5日撮影)

 JR横川駅の北側にある三篠神社には被爆樹木のクスノキとボケがある。
 クスノキは推定樹齢120年ということだが、その年齢にしてはか細く、着床植物に覆われていて、樹肌の雰囲気も弱々しい感じがする。
 幹から生えた植物にちょうど花が咲いていてきれいであるが、ここまで覆われると樹勢への影響はどうなのだろうか?実はこの花の実物を見たのは初めてで、私としては嬉しかった。
 クスノキは全体的に剪定されているようで、その傷がコブとなっていて、街路樹のプラタナスのような樹形になっている。樹木医さんが看ているはずなので適切な処置なのだと思うが、クスノキらしさがなくて巨樹巨木好きとしてはあまり魅力的に感じない。
 他のところのクスノキは新緑の時期だが、葉っぱの展開は少なく元気がなさそうである。移植されたことと、被爆の影響なのだろう。
 新しい葉っぱは日に照らされて赤く、黄色く、黄緑色に輝いてきれいだった。
 このクスノキの他にも境内には大きな木が多く、これは将来巨木の森になりそうな気配がある、今後が楽しみである。
 
 
 
 この三篠神社にはもう一本被爆樹木があり、東側の参道のそばにボケの木がある。
 すでに花は終わっているので、写真を撮ってもただの生け垣の様に見えてしまうのは仕方がない。
 辛うじて花びらが残っているが絵にはならなず、実の方がまだ絵になる。
 花の時期的には4月初旬〜中旬くらいだろうか?
 
 写真を撮っていると、大学生くらいの若者2人が被爆樹木を見学しに来ているのに遭遇した。
 ああ、ちゃんと被爆樹木を巡っている方がいるのだなとちょっと驚いた(^^A
 
 
(2023年3月25日撮影)
三篠神社のクスノキ三篠神社のクスノキ三篠神社のクスノキ
三篠神社のクスノキ三篠神社のクスノキ

 被爆樹木のクスノキは、去年より葉の展開が多いようで、ボリューム感があり、今年の葉っぱも多く伸びていて元気そうである。
 クスノキ本来の雄大さはないのだが、樹勢が回復してきたら、そんな姿も期待できるかもしれない。
 
三篠神社のボケ三篠神社のボケ
 昨年の5月に訪問した時は、枯れた花弁が少しだけ残っていたくらいで、証拠写真レベルにしかならなかったので、花の盛期の訪問を考えていた。そのことを思い出したのが、被爆樹木めぐりを考えていた前日であり、花に呼ばれようである。

 実家にあるボケが赤で、近所のお庭も赤なので、ここも赤だと勝手に想像していたのだが、白い花で少しビックリした。紅白で対にする場合もあるので、かつては赤いものもあったかもしれない。

 これから咲く蕾がある一番花の状態が良い時で、枝いっぱいに花が咲き乱れていた。

 前夜からの雨で水滴が残り、朝の光に輝いている。
 光の状態の良い午前に訪れて正解である。
三篠神社のボケ三篠神社のボケ
三篠神社のボケ三篠神社のボケ
  三篠神社のボケ三篠神社のボケ

 白だけでなく赤い花も混じるので、それらがアクセントとなってさらに美しい。
 一番良い状態を撮ってと花に呼ばれたのだろう。剪定跡が写真的に少し気になるが、そこは腕の見せ所である。

 クスノキの大量の落ち葉をバサバサと片付ける作業の音を聞きながらファインダーを覗く。掃除をしない単なる訪問者は、落ち葉がある方が風情があって良いと思うのだが、大きなクスノキのそばに住んでいる方にとっ落ち葉は厄介なゴミだろうな。
 

 
 
<アクセス>

 JR横川駅から数分で到着する。
 地図を参照のこと。

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