広島県の大樹

【樹齢】:不明
【樹高】:10m?
【幹周】:5m?
【指定】:
 クスノキ科 <樟・楠>

直島八幡神社のクスノキ 香川県香川郡直島町 直島八幡神社

直島八幡神社のクスノキ 
 現代アートの島として知られる直島を訪れ、本村地区で行われている家プロジェクトを見るために散策していると、妻が「あそこに大きな木がある。」と見つけてくれたのがこのクスノキである。

 石段と塀に囲まれているので窮屈そうであり、本来ならもっと大きくなってもよさそうであるが、周辺環境からしたらこれが限界の大きさだろう。

 根っこが十分に張れる状態なら、幹回り10mくらいになってもよさそうな雰囲気である。
直島八幡神社のクスノキ 
 根元は空洞化している。

 クスノキは”皮”だけでも生きている樹が多いので、これくらいの空洞化はまったく問題ないと思うのだが、ちょっと樹勢は良くない印象。まあ、クスノキの生命力は強いので、これからも生長してほしいものである。

 今回はアート観賞が目的だったので、巨樹巨木巡りの予定はなかったのだが、思いがけずに巨樹巨木に出会ってしまうのは、もはや宿命かもしれない(笑)

(2012年12月16日撮影)

 
 <アクセス>

 岡山県の宇野港より直島行きのフェリーに乗り宮浦港へ。町内バスに乗って本村地区へ。農協前で降りて、港とは逆方向の南に向かって進み、安藤忠雄美術館を過ぎたら左手に見えてくる。お社はさらに石段を登ったところにあるが、このクスノキは随神門の少し下にある。基本的に自家用車ではいかないほうが良い。
 

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