【樹齢】:450年
【樹高】:33.5m
【幹周】:12.5m
【指定】:県 |
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クスノキ科 <樟・楠> |
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大元神社跡のクスノキ |
島根県鹿足郡津和野町池村 |
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島根県最大の巨樹である。
2本の合体木のようで、この大きさにしては推定樹齢は450年と若い。
戦時下、樟脳を製造するため軍需物資として譲渡することを求められたが、地元有志が反対運動を行って県に天然記念物申請し、国の天然記念物として指定されたそうである。法改正によって国指定から県指定に変わったとのこと。
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一度訪れてみたいと思っていたが、訪れる価値がある巨樹である。
枝の張り出しは大きく、ひとつの森のように見え、川棚のクスの森にもひけをとらない樹冠である。こちらの方が幹周りは太くて、背が高くて包み込まれるような雄大さを持っている。川棚の方は躍動感を感じる。
根周りは広く敷地をとってあり、柵も遠い位置にあってあまり踏み固められないようであるし、台風の影響がなければこのまま順調に育って行きそうである。まだ若いクスノキなので、将来は幹周り20mクラスの中国地方を代表するような巨樹に生長する可能性が十分にあり、今後が大変期待される。 |
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(2012年1月28日撮影)
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<アクセス>
益田市より国道9号線を津和野方面に南下する。道の駅シルクウェイ日原を過ぎて次の角を左折し、川を渡って線路を越え、三渡八幡宮の階段に突き当たって左折し、道なりに走る。島根県一の木との案内があるので、それに従えば良い。広い駐車場とバイオトイレが設置してある。道が狭いので大型バスはちょっと辛いが、マイクロバスくらいなら大丈夫である。
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