広島県の大樹

クスノキ
【樹齢】:不明
【樹高】:10.2m
【幹周】:3m
【指定】:5.88

スギ
【樹齢】:不明
【樹高】:28m
【幹周】:3.84m
【指定】:
 クスノキ科 <樟・楠>

一宮大歳神社のクスノキ 広島県山県郡安芸太田町戸河内上本郷 一宮大歳神社

一宮大歳神社のクスノキ 
 戸河内町の一宮、大歳神社の境内にあるクスノキの巨木。

 鳥居をくぐったすぐそばにあり、クスノキの巨木とするには随分と小振りであるが、暖かい地方で生育するクスノキがこの寒冷地で育っていることを考えると十分巨木といえるだろう。

 安芸高田市高宮にも幹周り3mほどのクスノキがあるが、寒冷地では3m前後が成長限界なのかもしれない。

 根回りは5.88mで、上方に行くにしたがって細くなる。2mのところで二又に分かれ、樹冠もそれなりに大きく、全体の樹形としては悪くない。

 ただ、季節的なものかもしれないが、瀬戸内地域で見られるクスノキと比べて葉の茂りが密でないような感じがする。

 幹には苔が付着し、小振りながら老樹の雰囲気がある。
一宮大歳神社のスギ 
 また、社の隣にはスギの巨木があり、注連縄をしているところから見て御神木であろう。綺麗に直立したスギらしいスギである。

 奥にイチョウの木があるので、イチョウの葉がたくさん落葉していた。
 (2006年11月25日撮影)

 
 <アクセス>

 戸河内ICを降りて直進し、国道191号線を進む。橋を渡って旧戸河内町中心部に入り、信号のところを左折して昔ながらの細い道のほうに入る。やがて右手に神社が見える。
 神社の前は少し広くなっているので車はそこへ停めさせてもらう。

 

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