広島県の大樹

【樹齢】:3000年
【樹高】:30m
【幹周】:20m
【指定】:市
 クスノキ科 <樟・楠>

武雄の大楠 佐賀県武雄市武雄 武雄神社

武雄の大楠
 
 出張で佐賀県に行くことになったので、これを利用して佐賀県武雄市の3つのクスノキ(武雄の大楠、塚崎の大楠、川古の大クス)を見て回ることにした。

 幹回り20mにも及ぶ巨樹には初めて出会ったが、根はごつごつとして王者の風格を備え、主幹こそ衰えているが全体的に旺盛な生命力を感じる。早朝に訪れたせいか、厳粛で神聖な空気が漂っていた。

 根本の中心部は空洞化し、その中には祠がある。説明看板によれば空洞部分は十二畳もあるそうだ。

 中に入ってみたかったが、根の回りには入らないよう注意書きがあったのでよしておいた。樹木にとって踏圧というのはかなり影響があるらしいので、一人ぐらいならという考えは捨てよう。
 
 (2003年11月29日撮影)

 
 <アクセス>

 JR武雄温泉駅の南側に出て100mくらい進むと大きな交差点があるのでそこを右折。道が斜めに合流するがそのまま進み、川を渡った先の十字路で左折しそのまま進むと、左手に塚崎の大楠の案内があり、さらに進むと右手に武雄神社の案内が出る。近くに駐車場有り。

 武雄神社の鳥居をくぐり階段を上ると城壁のような石組みがあり、さらに階段を上ると社殿がある。左手に武雄の大楠の案内があるのでそれに従って山に向けて200mくらい歩くと、竹林の向こうに見える。
 

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