湯蓋の森
【樹齢】:1000年
【樹高】:20m
【幹周】:15.7m
【指定】:国
衣掛の森
【樹齢】:1000年
【樹高】:20m
【幹周】:20m
【指定】:国 |
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クスノキ科 <樟・楠> |
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宇美八幡宮のクス |
福岡県糟屋郡宇美町宇美 宇美八幡宮 |
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<湯蓋の森> |
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この宇美八幡宮は、神功皇后が応神天皇を出産されたことから「宇美」と名付けられ、それにちなみ安産と子育ての神として信仰されているとのこと。
境内には大きなクスノキが多くあるが、「森」と称される木がある。
その一つが社殿に向って右手に座す湯蓋の森(左の写真)。
この木の下で応神天皇が産湯をつかい、この木の枝が蓋のように覆ったことからの命名だそうだ。
クスノキ独特のうねるような、今にでも動き出しそうな躍動感と生命力を感じる。
幹が折れた所が何箇所も見られるが、樹勢の衰えも見られず力強い。どの方角から見てもその勢いを感じる。 |
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←少し奥に入って遠くから撮影。
「森」と称されるだけあって、枝の張り出しが大きくまさに森のよう。 |
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<衣掛の森> |
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社殿に向って左手奥にあるのが「衣掛(きぬかけ)の森」。
名の由来はその名の通りなのだろう(^^:
主幹は枯死しているのか、焦げたような樹肌で痛々しい。
しかし、周りの若い木が育ってこれも森を形成している。 |
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<その他> |
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他にもクスノキの巨樹が点在している。
左の写真の木は、その中でも最大クラスのものと思われる。
魚眼レンズで撮影しているのでデフォルメされていて実際とは多少異なるが、幹周りは10mくらいあるのではないだろうか? |
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境内は全体的にクスノキに覆われていて、木漏れ日が気持ちよい。
ここに来る前に訪れた大宰府天満宮もクスノキの巨樹が多かったが、ここは人が少なく落ち着けるし、クスノキの魅力を存分に味わうことが出来る。
クスノキ好きなら一度は訪れるべきだろう。 |
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(2007年1月27日撮影)
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<アクセス>
文章では説明し難いのですが、まず糟屋郡宇美町を地図で探し、町役場を見つけてください。そこから県道68号を少し北上したところに宇美八幡宮があります。宇美町は九州自動車道沿いにあり、福岡ICより南にあります。
駐車場は境内の隣にあります。 |
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