【樹齢】:不明 【樹高】:25m 【幹周】:7.5m 【指定】:県 撮影日 2006.4.9 2017.10.8 |
クスノキ科 <樟・楠> | ||||||
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艮神社のクスノキ群 | 広島県尾道市長江町 艮神社 | ||||||
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県下第4位のクスノキの巨樹。 千光寺公園へ登るロープウェイの山麓駅から少し奥に行くと、青々としてモコモコとした木々に覆われた神社が見える。最大のものは拝殿手前右手(拝殿に向かって右)にある。 主幹は三つに分岐し、箒を立てたような樹形をしている。横方向よりも縦方向に成長するタイプのようだ。 しかし、樹冠は大きくて広く、クスノキらしい旺盛な樹勢を見せてくれる。 |
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最大の木はこの木だが、「クスノキ群」とあるように他にも大きなクスノキが点在している。 広島県の文化財には4本とあるが、事前に調べていなかったので、他にも大きなクスノキがあるなぁ〜と思っただけだった(反省)。 神社の境内は広めで、これだけのクスノキがあってもまだ余裕がある。それだけ根を張るのに十分な場所が確保されているから旺盛な樹勢が維持できるのだろう。 |
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神社の横の小道を上がったところから(左の写真)。 ちょうど本殿の横になるだろうか、こうしたクスノキの巨樹巨木に囲まれた緑深い神社だった。 ちなみにこの小道を上がると、猫の小道を経て千光寺公園へ登ることが出来る。 |
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(2006年4月9日撮影) |
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(2017年10月8日撮影) | |||||||
同じ広島県でも尾三、備後地方に行く機会が少ないので、また訪れたいと思いながらも足が向かなかった。初めて子供を連れて11年ぶりの訪問である。 まず千光寺ロープウェイに乗って尾道市立美術館へ行った後、再びロープウェイで下った。その時に上から撮ったのが上の右の写真である。ブルーシートが残念だが、上から見てもその樹冠の大きさが感じられる。 |
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ちょうどお祭りの時期だったので、ブルーシートや屋台などがあって、撮影するのには邪魔だなとは思ったが、そういう雰囲気を撮ってみるのもいいだろう。 樹勢が衰えて回復措置が取られたと聞いていたが、以前と変わらず元気そうに見える。まだまだ数百年くらいは大丈夫そうだ。 |
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お社の横にあるクスノキも大きいが、味わいが出てくるのはもう少しかかりそうである。拝殿横の(上の写真左側)クスノキは葉っぱがあまりなく、枝も落ちて元気がなさそう。本殿横の(上の写真右側)クスノキは、直感のきれいな樹形だし、根回りも広いので将来が期待できそうである。 |
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<アクセス> 千光寺ロープウェイの山麓駅を目指し、その横を奥に進めばよい。 ただし、尾道は狭い町なので、車で行く場合は無料駐車場は無く、町中にある有料駐車場を利用しなければならない。尾道観光協会のHPで駐車場の場所の地図をダウンロードできるので利用すると良い。また、せっかくなので古寺など尾道の他の名所を巡るのもお勧めである。 |
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