スギ 【樹齢】:不明 【樹高】:30m 【幹周】:3.6m :3.0m 【指定】:市 ヒノキ 【樹齢】:不明 【樹高】:30m 【幹周】:2.4m 【指定】:市 モッコク 【樹齢】:不明 【樹高】:20m 【幹周】:2.1m 【指定】:市 アベマキ 【樹齢】:不明 【樹高】:25m 【幹回】:3.3m 【指定】:市 以上、指定は 巨樹群として ヤマモモ 【樹齢】:不明 【樹高】:16m 【幹回】:2.2m 【指定】: コジイ 【樹齢】:不明 【樹高】:25m 【幹回】:3.2m 【指定】: |
巨樹群 | ||||||
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松笠観音の巨樹群 | 広島県広島市安佐北区口田南 松笠観音 | ||||||
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松笠山の中腹、標高およそ260m付近に松笠観音があり、スギをはじめとする巨木が集まっている。 スギは2本、ヒノキ、モッコク、アベマキ各1本が巨樹群の指定木となっている。 台風で倒壊したが、観音大杉と呼ばれた幹回り4.85mに達した大きな杉があったそうであり、左の切り株の写真がそれであろう。 他の神社などでは、スギは幹回り5m以上の木が結構あるので、巨樹群と言うには見劣りがしてしまう。 ただ、瀬戸内に近い地方ではあまりスギの巨樹が見られないので、地理的に考えれば大きなものかもしれない。 |
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スギやヒノキは小振りだが、左の写真のアベマキはなかなか大きい。 鐘楼の裏にあり、アベマキ特有のコルク質の樹皮でモコモコと覆われていて、樹冠も大きく見応えはある。 |
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左の写真の中央にあるのがモッコクだと思うが、幹回りは2.1mでまずまずの大きさ。 上の方を見ると実が出来ているようだ。 |
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指定木ではないが、くねった樹形が面白いヤマモモの大木が本堂裏にある(左の写真)。 ヤマモモは沿岸部にもっと大きな木が見られるので、今後もっと大きくなるかもしれない。 |
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松笠山まで登って帰りに再び松笠観音に立ち寄ると、山の中に巨木を発見した。樹種は自信がないのだが、コジイかな?と思う。 急斜面に根を張っていて、張り出した根の表情がカッコイイ。 探せば他にも大きな木は見つかるかもしれない。 巨樹群の名を冠するにはまだ大きさが足りないが、あと数百年も経てばその名にふさわしい場所になっていることだろう。 |
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(2009年10月10日撮影) |
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<アクセス> 芸備線で戸坂駅に降り立ち、駅を出てすぐを左に行きすぐの小さな踏切を渡ってホームの裏側に回り、赤い両部鳥居をくぐって道なりに進み、墓地の隣の階段を上ってゆけば琴比羅神社に到着する。お社に向かって右手奥が松笠山の登山口になっており、松笠観音の巨樹群へは30分くらいで登れる。 |
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