広島県の大樹

オオツクバネガシ
【樹齢】:不明
【樹高】:12m
【幹周】:5.5m
     :5.4m
【指定】:県

スギ
【樹齢】:不明
【樹高】:22m
【幹周】:6.6m
【指定】:県

コウヤマキ
【樹齢】:不明
【樹高】:25m
【幹周】:3.35m
【指定】:県
 巨樹群

畝山神社の巨樹群 広島県賀茂郡豊栄町清武 畝山神社

ツクバネガシ 
 ここの巨樹群は以前から気になっていた場所だったが、なかなか行けずにいた。

 車を停めてまず一番最初に見えるのは、幹周り5.5mというオオツクバネガシの大木(左の写真)。県下2位とのこと。

 
ツクバネガシ 
 根元付近の空洞化が心配だが、方向を変えて眺めると、コケのつきかたや樹形など趣がある木である。

 また、幹周り4.7m、県下3位のものもある。

『広島県の巨樹』によれば、幹周りは5.5mと5.4mで県内1位と2位とのことである。
スギ 
 神社の右手、小さな祠のある近くに幹周り6.6mという巨大なスギが聳えている。

 スギで幹周り3mクラスは比較的多いが、6mを越えると圧巻である。広島県最大のスギ「梶ノ木の大スギ」は幹周り10mを越すが、トタンが貼られているなど痛々しくて見ていられないが、この大杉は堂々として心強い。県下13位とのこと(『広島県の巨樹』によれば7位)。
コウヤマキ 
 社の左手に赤い樹肌をしたコウヤマキが立っている(木は勉強不足なので間違っていたら教えて下さい)。県下2位とのこと。枝の張り出しはあまりなく、すらっとした大木だ。
 
 ところで説明看板では、幹周り4.2mというクロマツが立っていると説明があったが、どこにあるか分からなかった。倒壊したのだろうか?巨樹群と言うだけあってこの神社には巨木が多い。木についてはあまり知識がないのだが、他にも巨木が多く立っており、切り株だけ見ても幹周り3〜5mクラスの大木がかつては立っていたことが推測できる。
 (2003年2月8日撮影)

 
 <アクセス>

 国道375号線を北上し、豊栄町の中心街を抜け、世羅西と三和に分岐する「宮の首」の信号で右折し、そのすぐ右手に上り坂があるのでそこを進むと畝山神社が見えてくる。
 
 
 ところで「宮の首」とは興味そそられる地名である。何か伝説がありそうだ。私の中学時代、国語の先生で宮の首先生という方がおられたこともあり、ここを通るたび思い出してしまう。

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