広島県の大樹

【樹齢】:300年
【樹高】:15.15m
【幹周】:5.13m
【指定】:市
 マツ科   <松>

城上神社の相生の松 島根県大田市大森町 城上神社

相生の松 
 クロマツとアカマツの根元が一体となった珍しい松であるが、一方が枯れてしまい、今はもう片方だけが斜めに伸びている状態である。

相生の松 
 全体像は左の写真の通り。
 こういう2つで1つの木は片方がなくなると不自然でしっくりとこない。
ヒノキ  
 相生の松が目当てであったが、他にも巨木を2本見つけた。

 まず入口にある注連縄をしたヒノキの巨木(左の写真)。
 この神社の御神木であろう。幹周りは3m強、樹高は10mくらいだろうか。同じ針葉樹でも巨木の多いスギと違ってヒノキの巨木はそう多くないように感じるが、この木は堂々として御神木にふさわしいヒノキだ。
クスノキ 
 もう一本はコケの生えた根の張り出し具合の良い巨木で、クスノキではないかと思う。

 枝の張り出しも大きく樹形は美しい。ただ裏に回ると根元が空洞化しており、葉の付き具合も少し寂しい。幹周りは4m弱といったところだろうか。クスノキは暖かい地方に多いので、こういった山間部にこれだけ大きなものがいるのは珍しいと思う。
 
 (2003年7月20日撮影)


 <アクセス>

 大朝ICから国道261号を北上して川本町に向かい、川本町に入って江の川を渡ってすぐを右折し県道40号に乗る。石見銀山への案内に従って町中を進み、次は県道31号に乗る。石見銀山の町並みに入り、代官所跡の駐車場に車を停める。川を渡って右手に鳥居が見える。
 なお、拝殿には「鳴き竜」がありますので、試されてはいかがでしょう。
 

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