【樹齢】:340年 【樹高】:5m? 【幹周】:2.2m 【指定】:町 撮影日 2003.3.21 2010.3.13 2011.4.3 |
マツ科 <松> | ||||||
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照円寺の孔雀松 | 広島県三次市三和町下板木 照円寺 | ||||||
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これだけ見事な松を見たのは初めてである。 お寺によく見られるよく手入れを施されたクロマツの名木をほとんど見ていないこともあるが、この孔雀松は間違いなく名木として記憶されると考える。 |
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根回りは2.2mで、環境省の定義通り根元から1.3mで計測するとかなり小さな木になってしまうので、この木の場合は根元周囲で表示すべきであろう。 |
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亀甲模様のしっかりと浮き出たうねるような主幹から、孔雀が羽を広げたように水平に枝を伸ばし、本堂側に向かって”首”をもたげている。 これだけ大きな木になるとどこか傷んだところがあるものだが、枝先までしっかりと葉をつけ、幹にも枝にも損傷が見られず本当によく手入れされている。 手入れは大変だと思うが、是非後世に伝えてもらいたい名木である。 |
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(2005年3月21日撮影) |
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(2010年3月13日撮影) | |||||||
山陰に向かう途中、辺りに雪が残っていたので、雪景色の孔雀松が絵になるな〜と思い、少し寄り道をして久しぶりに訪れてみた。 写真のように少ししか雪が残っていなかったが、久しぶりに見る孔雀松は相変わらず格好良かった。 |
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住職さんがいらっしゃったのでお話を伺ったところ、今回の雪は水分を多く含んだ重い雪だったので、枝に積もった雪を取り除いたそうだ。 これだけカッコイイ松の木は数少ないので、それだけに手入れも大変なのだろう。 孔雀松のパンフも作られていて、地域のシンボルとして愛されているようだ。 |
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ここの松が好きなのは、緩やかな斜面を活かした広大な枝振りが良いのだ。樹勢も良いし、長く後世に伝わる名松になるだろうと期待している。 |
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(2011年4月3日撮影) | |||||||
人を連れて東城町へ向かう途中、寄り道して行こうと少し遠回りの道を選んだら、そういえばこの松を見て貰ったらいいな〜と思い、更に寄り道してここを訪れてみた。 うす曇りの天気で暗い感じに写っているのだが、相変わらず樹勢は良さそうである。 私が最初に訪れた頃は、ネット検索しても情報が殆ど無かったのだが、最近はたくさんページがヒットするようになった。それだけ認知度が高まったということだろう。 |
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<アクセス> 国道375号線を北上して三和町敷名の信号で左折し、2kmほど先で県道63号へ右折する。県道440号と交差する信号で右折し、しばらく進むと右手前方にお寺が見えてくる。 |
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