広島県の大樹

【樹齢】:不明
【樹高】:11m
【幹周】:3.7m
【指定】:
 ツバキ科  <椿>  常緑高木

三恵寺のモッコク 山口県豊浦郡豊浦町川棚

三恵寺のモッコク 
 川棚温泉の近く、古い歴史を持つお寺 三恵(さんね)寺から遊歩道を登るとモッコクの大木がある。
 
 鬱蒼とした森の中に立っているので、その高さ、大きさを実感できないが、根元はやはり太い。
 
 現存するモッコクとして日本一の大きさを誇るそうである。
 
 三恵寺の周りには遊歩道が付けられているので、時間があれば歩いても良いだろう。道幅も広く迷うことはないだろうが、踏み固められてはいないのであまり人は来ないようだ。城跡などの史跡を巡るようになっているが、展望はほとんどなく、ちょっと寂しい雰囲気がする。
 
 特筆すべきはお地蔵様(?)。直方体の石を削って作ったと思われる石仏で、仏像にあるような穏やかさもしくは荒々しい顔ではなく、人間味というか人間臭さを感じる。宗教関係のものはあまり写真に撮りたくないので、実際に見てください。
 
 <アクセス>
 
 国道191号を走り、川棚温泉駅の信号で川棚温泉に入る。川棚温泉の看板が正面に見える十字路で左折し少し進むと右手に有名な川棚グランドホテルが見え、更に進むと遊具施設のある自然ランドがあり、そこを過ぎて少し行くと左に入る道があるのでここに入る。道なりに進み狭い舗装路を登ってゆく。進入禁止の案内が出たら左の空き地に車を停め、徒歩で数分歩く。鬱蒼とはしているが、心地よい風を受けながら歩くとぼけ封じ観音の幟が見えてくる。
 

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