【樹齢】:1000年 【樹高】:17m 【幹周】:5.8m 【指定】:町 撮影日 2005.11.19 2018.2.17 2023.2.25 |
ニレ科 <楡> | ||||||
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命主社のムクノキ | 島根県簸川郡大社町杵築東 命主社 | ||||||
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出雲大社の境外摂社である命主社(いのちぬしのやしろ)の御神木であるムクノキの巨樹。 樹肌はゴツゴツとして老樹の趣があるが、幹や枝のあちこちに損傷が見られ樹勢はあまり良くないようだ。 紅葉の時期に訪れたが、落葉が多く、時期としては少し遅かったかもしれない。しかし写真のとおりまだ葉っぱは多く残っており、落葉していない姿を想像すると、衰えた印象とは逆に、生命力はまだまだ健在なのかもしれない。 枯死した木から受ける印象とはどこか違う、静寂というか静謐というか、永い時間を生きてきた威厳のようなものを感じる。 |
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雨が降った後なので、幹の色がしっとりとした色合いになって余計に老樹の雰囲気が増しているようだ。 なお、根元付近にはツワブキがたくさん咲いていた。 |
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(2005年11月19日撮影) |
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(2018年2月17日撮影) | |||||||
12年ぶりに出雲大社にお詣りに来たので、当然このムクノキにも会いに行く。 ごつごつして空洞化が見られ、治療痕も多いし、樹勢旺盛とは言えないと思うのだが、畏怖心を抱かせる存在感のある巨樹である。 まさに神様の木である。 現在はパワースポットなるものになって知られているそうだが、こういった存在に触れるのは良いことだと思う。 |
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今日は山陰の冬らしくない青空でとても清々しい。 前回に撮影した写真がイマイチだったので撮り直しをと思っていたのだが、条件的にはとてもいい時期の訪問となった。それを活かして切れているかどうかは?だが。 次は花の時期、新緑の時期に訪れてみたいな〜気楽にはこれない場所だが、また訪問したい。 |
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(2023年2月25日撮影) | |||||||
5年ぶりの訪問である。 ゴツゴツとした樹肌は健在で、空洞化も、治療跡もあるのに、冬で葉っぱもないのにもかかわらず精気を感じる素晴らしいムクノキである。 場所が遠いので新緑の頃に行きたいと思いながらもなかなか訪れることが出来ないが、冬に姿には威厳を感じるので残念な気持ちにはならない。 ツワブキの花がたくさん咲くようなので、その頃にも訪れたい。 出雲大社周辺の写真館で、ツワブキと一緒の写真が飾ってあった。 そうそう、そういう写真が撮りたいのである。いつか。 |
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<アクセス> 出雲大社の大鳥居から国道431号を東に進み、大社広域交番の案内が出た角を左折し突き当りまで進む。突き当たったら左折し、数十mくらい行くと右に行く小径があり、その先にある。命主社の駐車場が小径の入り口にある。 |
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