【樹齢】:500年 【樹高】:30m 【幹周】:6.3m 【指定】: 撮影日 2005.2.6 2019.5.3 2022.11.12 2023.11.26 |
ニレ科 <楡> | ||||||
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厳島神社のムクノキ | 広島県呉市安浦町内海 厳島神社 | ||||||
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広島県下第2位のムクノキの巨樹。 社に向かって右手に聳え、地上4〜5mのところが膨らんで、そこから斜めに伸びている。 空洞化が進み心配なところだが、その傷口が痛々しくはあるものの全体の姿は堂々として力強い。 |
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なお、ムクノキの枝には太いフジが巻き付いている。 昭和初期に野口雨情が訪れ、「椋の大木たよりに藤はゆられながらも花が咲く」と詠んだそうだ。 この神社にはムクノキのほかにもイチョウの巨木があるが、別ページで。 |
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(2005年2月6日撮影) |
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(2019年5月3日撮影) | |||||||
安浦駅北側の山の麓にある厳島神社には県下第2位のムクノキがあり、イチョウの巨木もある。 久し振りに訪れたが、周囲の様子は変わっており、南側から橋を越えたら見えていたイチョウも分からなくなっていいて、すっかり住宅街となっている。以前はどうだったかな〜思い出せない。あぁ、14年振りか。。。思い出せないはずである。 ムクノキは大きな空洞があったので、台風か何かで倒壊する可能性はあるだろうなと思っていたが、以前と変わらぬ姿で悠然と聳えている。昨年の西日本豪雨の影響も心配していたのだが、周辺には崩れた様子もない。 ひとつ楽しみにしていたのは、ムクノキに絡みついていたフジの花だが、時期が違うのか花は見つけられなかった。 フジは場所によって開花が早い場合もあるし、遅かったかもしれない。 |
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しかし、ムクノキは新緑と花が楽しめる。 花を撮影するが、ずっと風が吹き続けるのでブレてしまって撮影はなかなか難しかった。 心地よい風がずっと流れていたので体には嬉しかったが。 |
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(2022年11月12日撮影) | |||||||
イチョウの黄葉を目当てに来たのだが、もちろんムクノキの方も確認しておく。 朽ちた風情なのにしっかりと立っている。ムクノキは空洞化しても立っている巨木は多い。倒れそうなのに倒れない生命力のある巨樹巨木である。 超望遠レンズで紅葉を探すが、こちらはまだ早いらしい。ムクノキの紅葉はまたの機会としよう。 絡みついているフジは紅葉しているが、ちょっと絵にし難いな(^^; |
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(2023年11月26日撮影) | |||||||
イチョウの黄葉を撮影に来たので、このムクノキも確認しておく。 今にも倒れそうな雰囲気がするのに多くの枝葉を展開している。現状維持といったところか。 やや黄葉しているが、色づきはまだまだか。ムクノキは鮮やかに紅葉しないからこれくらいでちょうど良いのか。 超望遠レンズで実を探して撮影する。風がよく通る場所なのでなかなか揺れが止まらず腕が疲れる(^^ |
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<アクセス> 呉方面からは国道185号線で安浦町を目指す。バイパスと旧道に分かれるので左の旧道の方に入る。道なりに進み、東広島へ向かう県道34号の案内が出たら左折。左にカーブするところで山の方を見ると神社が見える。少しの間なので車は境内に置かせてもらった。 |
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