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【樹齢】:不明
【樹高】:28m
【幹周】:6.2m
【指定】:県

【樹齢】:不明
【樹高】:20m
【幹周】:4.6m
【指定】:県
 ニレ科   <楡>

河内の大ムク 山口県萩市椿1704-1

河内の大ムク 
 山口県最大のムクノキの巨樹。

 2本のムクノキがあり、左の写真手前側の南株が最大のもの。

 ムクノキらしい大きな樹形をしていて、板根と言うほどにはなっていないが、根の表情もムクノキらしい形をしている。

 公民館の庭先にあり、左の写真では分かりづらいが、この左手に川が流れている。
河内の大ムク 
 これもムクノキの特徴と言えると思うが、大きく空洞化している(左の写真)。

 ムクノキの巨樹巨木はこのような空洞が良く見られるが、こんな状態でも生きられるのであるから木の生命力と言うのはすごい。

 こちら側から見ると樹勢が衰えているのでは?と心配されるが、広く枝を張っていて樹勢が衰えている風でもない。
河内の大ムク 
 北側の一回り小さい方は、左の写真のように斜上している。これもムクノキによく見られる樹形だが、ここまで斜めになっていても倒れずに成長している巨木を見たのはここが初めてである。

 両株とも近い位置にあるので、地上では分からないが、根っこが絡まっているかくっついているかしていて、二株でバランスを取っているのかもしれない。いわゆる”夫婦”であろうか。河内の大ムク

 (2009年2月21日撮影)


 <アクセス>

 萩市内からは、国道262号線を南下、県道32号に入って萩有料道路へ向かう。左に緩やかにカーブするところで、右折する道があるのでそこに入る(有料道路には入らない)。狭い道を川沿いに南下してゆくと右手に見えてくる。この方向だと気をつけていないと見落としやすいが、集落内にあるので、集落を外れ出したら引き返せば自然に目に入る(私も最初は見落として、引き返したら分かりました)。
 駐車は公民館の前に出来るが、写真を撮るなら少し離して置いた方がいいし、木の根の方には置かない方が良い。
 
 

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