広島県の大樹

【樹齢】:600年
【樹高】:10m
【幹周】:6.9m
【指定】:県
 ニレ科   <楡>

大岐神社のムク 広島県呉市豊浜町立花 大岐神社

大岐神社のムク 
 広島県最大のムクノキの巨樹である。

 いつか訪れたいと思っていたが、島にある為、船でないと行けない場所なので心理的な距離が遠かった。しかし、豊浜町と豊町が新しく呉市の仲間になった記念(?)に島を巡ることにしたので初めて訪れることになった。

 公園になっている神社の境内中央にどっしりと構える巨樹で、上部の幹は折れ、樹皮が剥がれて樹勢は必ずしも良いとは言えない状態だが、ゴツゴツとしたたくさんのコブが老樹の風格を示し、板根もしっかりとして力強い。

 広島県最大のムクノキであるが、広島の巨樹巨木を代表する1本とも言っても過言ではないと思う。
大岐神社のもう1本のムク 
 神社入口付近にも大きなムクノキがある(左の写真:葉っぱがないので確認できませんが、おそらくそうだと思います)。
 幹周りは5mくらいあるだろうか、樹皮が剥がれて痛々しいが、なかなか立派な木である。他の神社にあればご神木にされてもおかしくないくらいだと思う。

 境内の奥にはイチョウの大木があった。幹周りは3mくらい。他にも大木が多く立っている。
 公園になっているので、神社独特の鬱蒼とした森ではなく、明るい木立である。

 また、切り株だけになっているが、樹齢400年ほどのクロマツの巨木があったようだ。マツの巨木は全国的に数が急減しているので、まだ枯れていない元気なときに見たかったと残念に思う。
 切り株から判断して、幹周りは5mくらいはあったのでは?と思われる。

 ムクノキの写真を撮っていると、通りすがりのおばあちゃんが「ごくろうさんです」と声を掛けてくださった。島は気候だけでなく、人の心も温かい。

 (2006年2月12日撮影)


 <アクセス>

 下蒲刈島の大浦港からフェリーで大崎下島の立花港に下りる。立花港から北に数百メートル進むと右手少し奥に神社が見える。車の場合は、神社に向かって左手手前に空き地があるので停めさせてもらっても良いだろう(上の写真の左下に車がいる辺り)。
 
 

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