【樹齢】:1000年
【樹高】:10m
【幹周】:4.5m
【指定】:市
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ヒノキ科 <檜> |
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金江の大ムロノキ |
広島県福山市金江町本谷 |
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県北の山を歩いているとブナの白骨林に出会うことがあり、周りに霧などが出ていると大変不気味な雰囲気がするものだが、この木は白骨化しているにもかかわらず、不思議な力強さを感じるネズの巨樹である(県下1位)。
主幹は落雷で枯れてしまったそうだが、ブナのように朽ちることもなく、本当に枯れているのかと疑いたくなるほどだ。
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東側に地を這うように伸びた側枝は、主幹が枯れたにもかかわらず旺盛な勢いを見せている(左の写真)。
横にグッと伸びて、ある程度主幹から離れてから再び上方に向けて幹を立ち上げている。樹齢は1000年を越えるというが、なんという生命力だろうか。 |
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遠くから望遠レンズで全体像を撮影(左の写真)。
枯死した主幹が、まるで王のように生樹を付き従えているのかと見まがう印象的な巨樹である。 |
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(2004年11月20日撮影)
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<アクセス>
山陽自動車道福山西ICを下りて国道2号線(松永バイパス)に尾道方面に向けて合流する。次の西藤ランプで下り、次の信号を左折し、国道2号線とぶつかったら左折。高諸神社前の信号で右折し、線路をくぐって南松永町の信号を左折する。そのまま沼隈町方面に向かい(県道47号)、農免道路西入口の信号を左折、次の金江小入口の信号を右折し、「スパー」のところで右折。道なりに進むと二股に道が分れたところに大ムロノキの案内があるので左の道を進むと見えてくる。
狭い箇所も多く、大ムロノキの近くは車1台分の幅なので注意。1台くらいなら路肩に停められるが、3ナンバー車の場合は通行の邪魔になるので(交通量はほとんどないが)、最後の二股のところに駐車して歩いた方が良いだろう。
また、遠くから見る場合は、最後の二股で右に進めば左手に見える。こちらは道が広いので路肩に駐車しても良いだろう。
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