広島県の大樹

【樹齢】:不明
【樹高】:18m
【幹周】:4.9m
【指定】:市
 ブナ科   <山毛欅>

峠八幡宮のオオツクバネガシ 広島県広島市安佐北区可部町大林上草田 峠八幡宮

峠八幡宮のオオツクバネガシ峠八幡宮のオオツクバネガシ 
 広島県内第3位のオオツクバネガシの巨木。

 お社の左手後方の少しだけ小高いところに聳えている。

 小さな神社なので余計に高さを感じ、覆い被さって来るような勢いを感じる。
峠八幡宮のオオツクバネガシ 
 オオツクバネガシのドングリ。

 球形に近い丸々としたドングリである。
峠八幡宮のオオツクバネガシ峠八幡宮のオオツクバネガシ 
 正面から見ると背も高くて葉の茂りも密で元気そうに見えるのだが、根元に来ると、中心部が空洞化し、分岐していた主幹のひとつが倒壊したような跡があり、その残骸が近くに転がっている。

 文化財課のHPに掲載されている写真を見ると、やはりもう一本主幹があったようだ。

 幹回りは4.9mということだが、倒壊した分小さくなっているだろう。

 根元付近は竹が繁殖して藪化しつつあり、伐採しないと竹の方が勝ってしまうのではないだろうか。
 (2010年12月19日撮影)


 <アクセス>

 可部町中心部から国道54号線を三次方面に進む。ガラスの里を過ぎて大林小入口の信号で右折し、突き当たりを左折。道なりに登って行き、スポーツランドの入口を見過ごし、山を回り込んだ先の小さな集落の右手にこんもりとした神社が見えてくる。
 路の脇に小さく案内標識があるが、そこから行く道が塞がっている?ので、手前の舗装道路の所に入り、民家の前を通って、舗装の切れた所の山道を進むと神社に着く。
 駐車場は無いので、舗装道路の退避スペースに車を置いて歩いて行けば良い。
  

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