広島県の大樹

スギ
【樹齢】:400年
【樹高】:30m
【幹周】:2.45m
【指定】:町

イチョウ
【樹齢】:400年
【樹高】:28m
【幹周】:3.85m
【指定】:町


2003.8.10撮影
2005.5.4撮影
2010.7.4撮影
2012.4.29撮影
 連 理

赤穴八幡宮の杉と銀杏の連理 島根県飯石郡赤来町赤名 赤穴八幡宮

赤穴八幡宮の杉と銀杏の連理 
 イチョウの木の枝がスギの幹を貫いている珍しい木である。一見してスギとイチョウが並んで立っているように見えるが、よく見ると2カ所ほどイチョウの枝がスギを突き刺しているのが分かる。

 左がスギで、右がイチョウ。ちょっと写真が悪いので分かりづらいかもしれない。

 説明看板によれば、突き刺している枝に付く実は、他の枝のそれより大きいそうだ。素人考えで考えれば、スギの養分を奪っているのかもしれない。

 イチョウは大体まっすぐに直立する木だと思うが、全体的にイチョウがスギの方に傾いて、上部ではスギを覆い隠そうとしている。

 突き刺した枝が両方の大木のパワーを合わせた旺盛な生命力で、元々の木(イチョウ)を引っ張っているようでもある。数百年後にはどのような形に成長しているか興味深い。
 (2003年8月10日撮影)

(2005年5月4日撮影)
赤穴八幡宮の杉と銀杏の連理 
 上の写真では突き刺している様子が分かりづらいので、撮り直しをと思って、ぼたん園に行ったついでに寄ってみた。

 葉っぱがそんなに繁っていない時期だが、これでもちょっと分かりづらいかな?イチョウは新緑の頃で若々しい葉っぱをつけていた。



 なお、今回寄った赤名観光ぼたん園は、入場無料で、思ったより広く種類もあり、ぼたんの開花を狙って訪れると良い。
 時期的にはもう少し後が良いので(この日は少ししか咲いていなかった)、HP等で開花を確認すると良い。

(2010年7月4日撮影)
赤穴八幡宮の杉と銀杏の連理
 今回は超広角レンズを持ってきたので、以前撮影した位置より近くから撮影しているのだが、超広角レンズなので周辺部が歪んで少し不自然な感じに写っている。

 天気が良かったら違うのだが、以前の写真と変わり映えしないなぁ。。。次はイチョウが黄葉しているときにでも。

(2012年4月29日撮影)
赤穴八幡宮の杉と銀杏の連理赤穴八幡宮の杉と銀杏の連理 
 この木とは相性が悪いのか、なかなか条件の良い日に撮影できなかったのだが、今回は分かり易く写っているだろうか?

 イチョウは葉っぱを出して間もない位で、初々しい新緑となっている。
赤穴八幡宮の杉と銀杏の連理 
 ←イチョウがスギを突き刺しているところ。

 合体する木は時々見ることがあるのだが、こんな風に突き刺している木は珍しいと思う。

 これからどんな姿になるのだろうか。
八重桜イカリソウ 
 お隣の赤名観光ぼたん園では、まだ牡丹は咲いていないが、端に植えてある八重桜が見頃となっていた。

 広島市南部の八重桜はすでに花が終わっているが、高原なのでこの時期が見頃である。

 ←石段のところにイカリソウがたくさん咲いていた。

 巨樹巨木以外にも楽しめる物はあるので、探してみましょう。
 

 
 <アクセス>
 
 国道54号線を北上。道の駅赤来高原手前の信号で左折し、すぐの突き当りを左折して、神社に向けてそのまま直進する。駐車場有り。なお、ボタン園がすぐ近くにあるので、花の季節(5月初〜中旬)はボタン園に寄ってみるのもよい。
 国道側から親水公園?を通って石段を登る道もあるが、急なので注意の事。
 

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