【樹齢】:700年
【樹高】:18m
【幹周】:7.1m
【指定】:県 |
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さくら さくら |
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醍醐桜 |
岡山県真庭郡落合町別所 |
09/4/11 |
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中国地方を代表する桜の木と言っても良いだろう。
10年前くらいに一度訪れているが、HPには載せていないのでいつか行かなければと思っていたが、大渋滞が起こる人気の桜なので、何だか行きたいという気持ちにならなかった。しかし、中国地方を代表する桜であるので、やはり載せておかなければならないだろうと行ってみることにした。
北房ICを降りて醍醐桜の案内に従って進み、「まだ渋滞していないな〜」と呑気に構えていた。下の駐車場が少し混んでいたが、車は進むのでまだ大丈夫なのだろうと進んでいると、山道に入った途端の大渋滞。。。亀の方が歩くのが速いのじゃないかと思い、これは歩いて登るのが早いと判断し、同乗の家族を降ろして私だけ車に残った。他の車も降りて歩いて登る人が多かった。
どうせ歩いて登るのなら、車道を登るよりは遊歩道があるのでそちらで登った方が良い。 |
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渋滞で1時間半ほどゆっくりと坂道を上り(溝にタイヤを落とした車があったが、レッカー車が来れない状態なので、どうなったのだろうか)、そのうち先に徒歩で登った父が一通り撮影してから交代に下りて来たので車を任せ、遊歩道を歩いて登って行く。
左の写真は遊歩道からだが、ほぼ醍醐桜の近くで、中央奥に頭だけ見えている。 |
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遠くから見ると本当にロケーションの良い桜だな〜と感心しながらレンズを向ける。
遠望できる位置ではカメラマンがファインダーを覗いていたので私も撮影する(左の写真)。
桜の周辺は多くの人が行き交い桜を愛でている。
今日は天気が良いので、青空を背景とした桜の花がきれいである。 |
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桜の近くまでやって来た。
大渋滞の後なので余計に桜がきれいに見える(笑)
多くの人がやって来ていて、皆さんカメラを構えている。 |
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左の写真は醍醐桜から別所地区を見下ろしたもの。
別所地区ではどこの家からでも醍醐桜が目に入るのだと聞いたことがあり、醍醐桜はまさに地域のシンボルである。 |
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木道の上を歩き醍醐桜の下に来た(左の写真)。
木道に誰もいないので「今のうちに写真を」と思ったら、この更に下から醍醐桜を狙う三脚の列が。。。順光で花のボリュームが一番出る角度ではあるのだが、これでは木道を歩くのが申し訳ない(^^A
足早に通り過ぎる(笑) |
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根元近くまで木道が続いていたので、近寄って撮影してみた(左の写真)。
魚眼レンズなのでこれだけの範囲が入るが、普通の広角レンズではこの位置から絵にするのは難しいかな〜。
近くから見ると木の重量感がストレートに伝わってくる。 |
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逆光の位置から撮影(左の写真)。
さすがに中国地方を代表する桜だけあってロケーションも樹形も抜群に良い!
こんな桜だから遠くからでも渋滞を我慢して来るはずである。 |
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満開は過ぎて少し葉っぱが出始めているが、花のボリューム感があって一番の見ごろと言っていいかもしれない。
一部花をつけていない枯れ枝があるが、全体的な樹勢は悪くないようだ。
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↑近くに植えられている醍醐桜二世も大きな木に生長していて、あと100年くらい経てばそれなりの存在感が出てくるだろうか。
右の写真の奥が醍醐桜。
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周りには桜の他にもミツマタの花も咲いている(左の写真)。
人が多いと辟易してしまうものだが、この桜を見ていると、そんな気持よりは、みんなと一緒にこの桜を観ることを楽しみたいというような気持ちになってくる。
渋滞で大変だったが、やはりまた訪れたい素晴らしい桜である。 |
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<アクセス>
広島方面からは、中国自動車道を北房ICで下り、下りたところを左折して道なりに進み、美川の信号で左折する。有名な桜なので案内は出ているのでそれに従って登って行けばよい。有料駐車場有。
ただし、県外の車も多くやってくるため、満開の時期はかなりの渋滞が起こる。
10年前くらいに一度訪れているが、今ほどに知られていないその時でさえ駐車待ちの渋滞が出来ていた。あの頃は駐車場も少なく、1時間程度の渋滞であったが、今回は同じ時間帯で2時間待ちだった。
帰りには4qほどの渋滞になっていて、おそらく4時間くらいはかかるのではないかと思う。停められるのならば下の駐車場に停めて、遊歩道を1時間弱かけて登った方が早い。
帰りは別の道で来たところに戻るようになっているが、時間があるのなら岩井畝の大桜に向かうと良い。
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