【樹齢】：260年 【樹高】：17m 【幹周】：4.6m 【指定】：市 撮影日 2004.4.11 2009.4.11 2010.4.17 2012.4.15		さくら　さくら
		藤木のサクラ		広島県庄原市西本町
				04/4/11
		桜といえばソメイヨシノが代表格となっている現在だが、古くからあるのはヤマザクラやエドヒガンである。 　短命なソメイヨシノ（木によっては１００年を越すものもあるようだが）に比べ長寿で、推定樹齢４００年くらいの木もよく残っている。 　生育場所としては、環境の変化が少ない神社やお寺などが自然と多くなるが、街中に生きている木もある。そのひとつが庄原市の市街地にある藤木のサクラと呼ばれるエドヒガンの巨木である。
		市民会館のそばの石垣の上にあり、樹形も美しい（左の写真）。 　根元に祠があるので荒神の御神木であろうか。 　緑の葉が出てきており既に散り始めではあったが、繊細な美しさを見せてくれる。
		庄原市はさくらの名所１００選に選ばれた上野公園があるが、単木の桜としては市内でも有数の大きさを誇るエドヒガンである（旧庄原市では最大）。 　開花状況については、市のホームページで閲覧できるので参考にするとよい。ライトアップもされるようだ。
		（２００９年４月１１日撮影）
		５年ぶりの訪問になるが、以前と変わりないようで、相変わらず樹形もきれいな姿を見せてくれた。 　花は少し盛りを過ぎたようで、花弁も多く落ちていて葉っぱも出始めていた。
		盛りは過ぎていても、花は残っていてまだまだ見頃であった。 　街中にある桜だが、お花見できるスペースが無い関係か見物客がいなかった。花見客は上野公園の方に行ったのかな？ 　 　今日は青空なので、以前訪れた時よりも映えて見える。
		←下を見るとアスファルトの隙間からスミレとタンポポが顔を出して一緒に咲いていた。それに落ちた桜の花びらが雪のように降り積もっていた。 　↓石垣の上にもタンポポがひょこっとカワイイ花を咲かせていた。
		←真下から逆光の位置でシルエット的に。 　久しぶりの訪問だったが、元気に花をつけた姿を見れて良かった。
		（２０１０年４月１７日撮影）
		花は終わっているのは分かっていたが、少しくらい残っているかな〜と思ってやって来た。 　やはり殆ど散ってしまった後だったが、夕日に照らされた雰囲気もなかなか良かった。
		誰も見学に来る人は居ないので、周りを気にせず撮影。 　樹形はいいので、シルエットで撮影しても絵になる。
		↑実は案内標識がここにあるのを今年初めて気付いた（笑） 　今度は満開の時に来ないといけないな〜ライトアップも来ないといけないな〜と言いながら何年も来なかったりするのだが。。。（＾＾；
		（２０１２年４月１５日撮影）
		いつものように咲いているのを確認しながら通り過ぎる時、周りの道に車がたくさん停まっていてどうしたのだろうと思いながら、いつものように市民会館隣の駐車場に車を入れようと思ったら、日赤病院が建っていた（＠＠！ 　まだ工事中なのだが、車を停める場所が無く困った。病院の駐車場はまだ停められそうにないし、市民会館の駐車場は満車。仕方なく、少し離れた所にある大型店の駐車場に停めたが、後から買い物をしてお客さんになったので構わないだろう？
		今日はあまり咲いていないところばかり巡ったのであまり期待していなかったが、思ったよりよく咲いている。 　ただ、周辺に車がたくさん置いてあるので、景観は台無しである。今日は行事があったのかな？折角咲いていてもあまり撮る気になれなかった＾＾
		＜アクセス＞ 　 　庄原ＩＣを下りて左折し、すぐの交差点で左折して国道１８３号を進む。国道４３２号の案内に従って右折し、約１ｋｍほで右折（芸備線を越したら行き過ぎ）。やがて右手に見える。駐車場はちょっと先の市民会館の駐車場を使わせていただいても良いだろう。
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