【樹齢】:660年
【樹高】:17m
【幹回】:6.32m
【指定】:国 |
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さくら さくら |
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三隅大平桜 |
島根県浜田市三隅町矢原 |
07/3/31 |
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「雪の小山を見るよう」と表現される桜の名木。
エドヒガンとヤマザクラの雑種とされ、品種名としてはオオヒラザクラとのこと。
8年前に訪れたことがあるので、随分久し振りの訪問となる。
実はこの時点でネットの開花情報で見頃となっている木が少なく、この桜が一番良い時期のようだったから行くことにした。 |
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雪の小山と表現されるだけあって、24m×29.6mと枝の張り出しが大きい。
根元もどっしりとして力強い。
少し花が散り始めていたので、満開は少しだけ過ぎているようだ。 |
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満開は過ぎていても、花のボリューム感は十分にあり、天気もまずまず良いので気持ちが良い。 |
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←逆光になるが、裏に回って全体像を撮影。
中央に道が見えるが、現在は入れなくなっている。大勢の見物客が来るので、踏圧による樹勢の衰退を防ぐ為であろう。 |
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いつものように朝早く訪れているので、見物人は少なめだが、さすがに有名な桜だけあって時間が経つにつれ人が増えてくる。
もちろん私のようなカメラマンも多くいる。 |
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この日は風の強い日で、桜吹雪が見られた。
かなりの花びらが吹き飛ばされていたので、見頃は今日で最後だったろう。
桜吹雪をうまく表現したかったが、なかなか上手くはいかなかった。でも、実際に目で見ているのでその光景は良く覚えている。 |
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風で枝が揺れるのでクローズアップは諦めて、枝先にたくさん咲くところを切り取ってみる。
ヤマザクラの性質を継いでいるだけあって、若い赤い葉っぱが出ている。しかし、ヤマザクラほどには葉っぱの主張が弱めかな。 |
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←最後に全体像を写して終わりにする。
こうして見ると本当に雪の小山である。
しかし、8年前と比べて無くなった大枝があってボリューム感が失われている。昔はもっと素晴らしかったと記憶している。
台風などの自然の影響があるのだろうが、長く生き続けて欲しい桜である。 |
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<アクセス>
国道9号から県道48号を美都町に向けて南下し、鹿子谷口から山道に入る。案内はあるのでそれに従う。
美都町からは道の駅サンエイト美都から県道48号を北上し、矢原郷付近から橋を渡って山道に入る。ここにも案内が出ているが、少し見落としやすい。美都町からの道は細いので注意。
大平桜への道は以前と比べて随分広くなって走りやすくなっているが、山道に慣れない人は注意。
また、大勢の車が来るため付近は一方通行となるので注意が必要。三隅町のHPに案内が出るのでアクセスを要確認。来た道には引き返すことが出来ず、西の県道171号まで出てそこから国道9号線に出るようになっている。
駐車場は山の中にしては割りとあるが、時間帯によっては待つこともあるだろう。
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